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〇プロローグ ページ1
今思えば、あの時の天気も儚かなくて。
儚く消える雪と一緒に、私の想いも消え去った高校1年のあの日。
｢ねぇ、まさにぃ｣
雅紀｢んー？どうしたのAちゃん｣
マフラーに顔を填めて｢寒いねぇ｣なんて横で笑うまさにぃ。
｢まさにぃはさ、なんでいつまでも一緒にいてくれるのー｣
私もう高校生だよー？なんて暗い雪道の夜空に向かってそう投げかけた。
ちょっとの期待を込めて。
ちょっとの、願いを込めて。
｢んーそうだね〜｣なんて言いながらポッケに入ってた手を出して。
雅紀｢Aちゃんはー、明るくて、誰でも仲良くなれちゃう元気っ子〜って感じなんだけど、たまに、ちょっと触れただけで壊れちゃうんじゃないかなぁって思う時あるの｣
かき氷みたいなさ！ってドヤ顔で笑うまさにぃに｢季節外れだし！全然意味わかんない！｣って返す。
そこはさ、雪とか言えばいいのに。
雪、降ってるんだし！
雅紀｢だから俺は、Aちゃんのピンチを救って、いつでも頼れる凄い人でずっといるんだ｣
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rika(プロフ) - お勉強も大事だから気長に楽しみにしてまぁーす (2020年9月26日 22時) (
レス) id: 4a2487871f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハチミツ
| 作成日時：2020年9月2日 0時
