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康二side
Aちゃんに気持ちを打ち明けられて、付き合って早数年
時の流れというのはあっという間で
華の20代なんて光の如く過ぎていく
俺らは幼馴染期間が周りが引くぐらい長いけど
俺らのペースで愛を育みあって順調に交際を続けていた
まぁ、5歳の歳の差はあるけれど
しっかり者のAちゃんの、心のオアシスの役目はこんな俺でも果たせてるんちゃうかなと思ってみたり
凸凹なところもあるけど、それを互いに補い合って今日まで歩んできた
そして今日は、俺にとっては大事な日
Aちゃんも俺も休日やから、買い物でもいくかーなんて約束はとりあえずしといて
お互い準備ができて、さぁ出発かなんて頃合い
康二「なぁなぁ、Aちゃん」
「ん？どうしたの？」
康二「あんな、大事な話があんねん」
そう言うと手を止めてこちらに向き直ってくれるAちゃん
康二「Aちゃんに似合いそうなアクセサリー見つけたからつけてもええ？」
そう聞くと、頭にハテナを浮かべながらも頷くAちゃん
そんなAちゃんの左手をとり、薬指にキラリと光る指輪を通した
康二「ほら、サイズもぴったり！めっちゃ似合うな」
流石に状況をちょっとずつ理解したAちゃんが目を丸くして驚いている
康二「Aちゃん、俺と結婚してください」
そう言うと、驚きから一気に喜びが満ちたような表情に変わって
「喜んで！」
と俺に抱きついてきた
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2022年9月11日 22時
