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康二の怪我も順調に回復して、退院した
まだ全快ではないけれど、リハビリはして日常生活レベルはできるようになって
私の部屋にまた戻ってきてくれた
康二「久々やで〜Aちゃんの部屋」
嬉しそうに部屋の中をウロウロしながら子どものようにはしゃぐ康二
「おかえり、康二。」
康二「ただいまやで〜」
ソファにポスっと座って久々の私の部屋を満喫する康二
あったかい紅茶を淹れて、康二の横に私も座った
康二「そういえばさ、もう体調大丈夫なん？」
何かを思い出したかのように尋ねてくる康二
自分の怪我のこともあるのに、私を心配するのは相変わらずだ
「うん、すっかり良くなったよ。薬はまだ飲んでるけど、もう大丈夫」
そう言うと康二は優しく微笑んで
康二「ほんならよかった。もう無理はあかんで」
と言った
いつでも、どんな時でも、変わらず接してくれる康二
私の味方で、私の理解者で、わたしの心の拠り所でいてくれる康二
そんな彼に私はあと何回助けられるだろう
ふとそんなことを考えながら、今までの感謝を口にした
「康二、本当にありがとうね。」
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2022年9月11日 22時
