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康二side
翌日、俺は入社して以来取得していなかった有給を初めて使って休みをとった
おそらく照さんが出勤したであろう時間を見計らって、照さんの部屋のインターホンを鳴らした
万が一、照さんが仕事休みとかで家にいて出てきて鉢合わせたらどうしようなんてことを考えていたが
その心配は杞憂だったらしい
ガチャリと鍵が空いた扉からは、数日ぶりのAちゃんが顔を覗かせた
「康二、、、なんで、、、」
そう言ったAちゃんの表情からは驚きと安堵と様々な感情が混ざり合っているように思えた
康二「連絡つかんから心配で、、、
それに会社にも行ってないって聞いたから」
そう言うと明らかに気まずそうな顔をするAちゃん
康二「なんかあったん？今、照さんは？」
「今は仕事で、ここにはいないよ。
康二、叩��る？」
そう言って俺を招き入れるAちゃん
とりあえず話を聞かないことには状況がわからないし
照さんが仕事に出かけているのならしばらく帰っては来ないだろうから、そのまま部屋に上がった
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2022年9月11日 22時
