4◆自覚したのはヒーローのおかげ◆ ページ4
メモに書いてあるものを、全部買い終えて家に戻った
「おかえりー、ありがとね」
『いーえ、俺達のための準備だもんね』
「だから、素直に買い物行ってくれたのね」
母さんが笑って俺をみた、恥ずかしくなって二階の部屋に逃げた
産まれた時からずっと一緒
気づいたら、いつも隣にいるのが当たり前
ちゃんと好きって自覚したのは…
保育園の時だったかな
俺のヒーローが気づかせてくれたんだ
お遊戯会で白雪姫をすることになってさ
Aは白雪姫役、俺は小人役に決まって…
そんな時、Aの兄ちゃんがDVD借りてきてくれて
3人で見たらさ…最後にキスして目覚めんの
子供心に��Aがとられちゃう！�瓩辰道廚辰�
次の日、すぐに王子様役の子を呼んで、当時流行ってた
お気に入りの戦隊シリーズのオモチャで買収(笑)
俺は、晴れて王子様役を演じる事になった
練習では、先生がいつも「すとーっぷ」って止めるから
�爐舛紂辞瓩呂�預けを食らってて
本番も「お顔を近づけるだけで、いいからね」とか言っててさ
その事をAの兄ちゃんに相談したら
「本番でチューしちゃえばいいじゃん」って言ってくれたから
本番、Aに“ちゅっ”って本当にキスをした
見に来ていた親達は�爐�わいいわね〜�瓩箸�言って
でも先生達は慌てて…その中で一人笑ってたのは
Aの兄ちゃんだった「あいつホントにやったよ」って(笑)
実は、これには後日談があって
中学生になってから教えてもらったんだけど
俺がAを好きなを事も、白雪姫の結末も知ってて
わざとDVDを見せたらしい…
ちなみに、オモチャで買収しろ。って教えくれたのも
Aの兄ちゃんだった(笑)
そんな出来事があったからか
俺の中では3歳上の、兄ちゃんはヒーローな訳で
何かあったら、今でもすぐに相談に乗ってもらってる
Aの事も全部…
ベッドにダイブしたあと、久々にそんな事を思い出して
懐かしいなんて思ってたけど
あの時と違って、純粋なだけではやっていけない…
仰向けになって、背中に感じた感触を消すように
ゴロゴロ何度も寝返りを打った
『はぁ…俺の気も知らないで、くっついてくるなよ…』
意識してるのは俺だけなのか…
確かに、ちゃんと捕まっとかないと危ないけど
『当たってんだよ…』
お願いだから、俺以外の人と
自転車の二人乗りとかしないで欲しい
『久しぶりに、かず兄に相談しようかな…』
相談って…何をだよ(笑)
今度はうつ伏せになって、枕に顔を埋めた
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二葉（ふたば）(プロフ) - ゆかりさん» 読んでいただき、ありがとうございます(^^) (2018年7月20日 18時) (
レス) id: 90e6df2236 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - ニノしようちゃんの潤君愛してる (2018年7月15日 6時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
二葉（ふたば）(プロフ) - はるさん» はる様！早速ありがとうございます(^^)彼の方が好き好きだと、いつも以上に応援したくなっちゃいますよね(。-∀-)まだまだ、始まったばかりですので、これからの展開もお楽しみに！ (2018年7月7日 20時) (レス) id: 90e6df2236 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 二葉さん新作ありがとうございます！なんだか可愛い二人…男の子の方が好き好きなお話好きです！（好きが多い）これからどうなるのかとっても楽しみです！ (2018年7月7日 10時) (レス) id: b3c5b647ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二葉(ふたば) | 作成日時：2018年7月4日 23時
