恋に落ちた海賊

相談 ページ18

私にペンダントをくれてからも態度は変わらず、ツンツンのまま。


なんで私なんかに……


そうだ！隆二さんに聞けば何かわかるかもしれない。



「隆二さんいますか…？」

部屋のドアをノックする。


『だれー？』

返事をするまえに扉が開いた


「あ、あの、相談がありまして…」


どうぞと言って部屋に招き入れる

「失礼します」

聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で挨拶をした


『男臭いかもしれないけどゆっくりしてね』

「はいっ」

ワイルドなイメージとは違くシンプルで無駄のない部屋だった

部屋の中をキョロキョロしていると座ってと椅子を引いてくれる

隆二さんはベッドに座り私に顔を向ける

『で、相談ってなんの話なの？』

「あのですね、、、」

話そうとしたときだった

扉を誰かが叩く

『隆二さーん開けてくださーい』

『ごめん。ちょっと待ってて』

そう言って小走りでドアを開けに行った

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