恋に落ちた海賊

はじめての朝 ページ44

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目を覚ますと目の前には裸の臣が私を抱きしめて眠っていた。



昨日のことを思い出し恥ずかしくなる



独特のあの気だるさの中起き上がろうとするが足でがっちりホールドされていて動けない




「お、み、、、」


眠っているのに起こすのは気が引けてよけようとするが全く動かない…



『んー。』


それどころか私を抱きしめる力を強める臣




「臣、起きて」

揺さぶるが微動だにしない


諦めて二度寝しようとしたら唇に感じた温かい感触



「んっ、」


ニヤニヤしながら唇を離した臣




「起きてたなら言ってよ…」


恥ずかしくてそっぽを向いた




『おい、こっち向けよ』


強引に私を引き寄せると耳元で囁いてくる


『昨日のAすげぇ可愛かった。』


自分でも分かるくらい顔に熱が集まる



「いじわるっ」


そう言って離れようとしたけど抑えられていつの間に押し倒されていた





『もう一回する？』


そう聞いてくるけどもう獲物をとらえている目をしている

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