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53.後悔 ページ4

「雅紀……」








雅紀は

今にも泣き出しそうな顔で

その顔の前でおっきな手を

パチン!と合わせて

何度も何度も、

ごめん、って

そう言った









相「今度こそ絶対…!」


「雅紀…
もう、やめよう?」


相「A…」


「その時、一瞬でも、あたしよりそのコのことを優先したいって思ったんだもん。
もう、ダメだったんだよ。」


相「それはホントに、後悔してる!!」


「責めてるわけじゃないの!
ただ……
あたしには今、先生より優先したい男の子は居ないから…
だからやっぱり、そのことで後悔する雅紀は、ちょっと…理解、できなくて…」


相「A…」


「ごめんね、あたし、単純だからさ。笑
好きなものは好き!
好きな人はいつも一番!なんだよね…
子ども、だよね…」


相「それが…Aのいいトコなんだよね。」


「ふふ、ありがとう。」


相「やっぱ、ダメかーーー!」


「でも、これからもいい友達で…」


相「友達かー…」


「だめ…かな?」


相「改めて、これからもよろしくね!!」


「うん!」









男の子特有の

浮気ゴコロ






それはやっぱり

理解はできないけれど、

あのときの悲しみは

無かったことにはできないけれど、

でも、

あの涙があったから

先生に恋できたから

だから

ホントはね

ちょっと感謝してるんだ













「雅紀!!」


相「んー?」


「ありがとうね!」


相「なにが?」


「なんとなく!」


相「なにそれ?笑
これでも食らえ!!」


「わっ!冷たい!!」














なんだかよくわからないけれど

この時のあたしたちは

バカみたいにはしゃいでいて、

いろんな気持ちを隠すみたいに

海の水を掛け合った







お互いに

いろんな想いを抱えてて、

正面から受け止めるのは

少し苦しかったから

はしゃいで

騒いで

笑い合って



ピュウっと風が吹き抜ける

心の隙間を

埋めようと…

ううん、

埋めたふりをしようと

してたんだと思う













笑いすぎて涙が出るねって

でも

ホントは違う





少なくとも

あたしは違う





ララと

先生がチラついて

涙が

出ちゃうんだ

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紗愛(プロフ) - めいさん» 当たる気がしてなかったけど、ホントに当たらなかったー!涙 (2013年8月8日 16時) (レス) id: a7a1ba5fc6 (このIDを非表示/違反報告)
紗愛(プロフ) - ゆうこさん» 落差ね……アラフェス外れたから、ツアーは当たるかしら……涙 (2013年8月8日 16時) (レス) id: a7a1ba5fc6 (このIDを非表示/違反報告)
紗愛(プロフ) - 梨沙さん» 波乱だぜー!!大好物だぜー!!パート3にて、梨沙ちゃんを待つ!(`・v・´)ゞ笑 (2013年8月8日 16時) (レス) id: a7a1ba5fc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこ(プロフ) - なんで?なんで?? 誰がそんな写真撮ったの? パパ翔サンと距離が近づいたと思ったのに、どこかでそれを壊そうとする人がいるなんて…。楽しかったり幸せだな~って思ったあとに、必ず落ち込むことがあるよね。いつも、その落差が激しすぎる のサ。 (2013年7月28日 23時) (レス) id: bcc11ce55e (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - えっ((((;゚Д゚)))))))またまた波乱っ←でもホントはワクワクしてる♪(´ε` ) (2013年7月28日 12時) (レス) id: 93f40dfc3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗愛(サラ) | 作成日時:2013年6月8日 0時

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