71.進路希望 ページ22
松「志望校ははっきり決まった?」
「うん!やっぱり○○短大の保育科にする!」
松「保育科か…
もう受験まで日がないけど、大丈夫?」
「やれるだけやってみる!」
松「そっか。よし!絶対合格しような!!」
「うん!」
松「ところでさ、なんで保育士?」
「あたし、ちっちゃい子好きだし!
それに、もうすぐ赤ちゃんが産まれるでしょう?
あたしが保育科で勉強したら、ママや翔ちゃんの子育て、手伝えるかもしれないし!!」
松「頼もしいね、お姉さんは。笑」
「あ!でも、理由は翔ちゃんには言わないで!!」
松「どうして?
きっと泣いて喜ぶと思うよ、翔くんなら…」
「だって…」
松「だって?」
「恥ずかしいじゃん……」
松「恥ずかしい?」
「翔ちゃんはさ、無理してあたしのパパになろうとしたり、いろんなこと、根掘り葉掘り聞いてきたりしてさ、」
松「あぁ、あの人、極度の心配性だからね。笑」
「ね。笑
だから、ついつい、反抗しちゃったり、するんだけど…
ホントはね、翔ちゃんのこと、大好きなんだ。」
松「うん。」
「ママが一人で頑張ってたの、支えてくれたのは翔ちゃんだし。」
松「うん。」
「たまに度がすぎてウザいけど、あたしに、お父さんがどんなものか、教えてくれたのも、翔ちゃんだし。」
松「うん。」
「それに、翔ちゃん(ホントは二宮先生)が教師って仕事を選んだ理由、ちょっと知りたいなって、思ったの。」
松「理由?」
「あたしは、教師になる頭はないけど、保育士さんなら、頑張ればなれるかもだし!
保育士さんも、ざっくり言ったら教師でしょ?」
松「あー…でも、教師と保育士だと、管轄が文科省と厚労省で違うから…」←真面目
「だから少しでも、教職に就いた翔ちゃん(っていうのは嘘で二宮先生)の気持ち、理解できたらなって。」←聞いてない
松「どっちかと言うと、保育士より幼稚園教諭が…」←やっぱり真面目
櫻「うぅっ……A
なんて可愛いんだ、コノヤロー!!……(嗚咽)」←そして、またもや盗み聞き
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紗愛(プロフ) - めいさん» 当たる気がしてなかったけど、ホントに当たらなかったー!涙 (2013年8月8日 16時) (レス) id: a7a1ba5fc6 (このIDを非表示/違反報告)
紗愛(プロフ) - ゆうこさん» 落差ね……アラフェス外れたから、ツアーは当たるかしら……涙 (2013年8月8日 16時) (レス) id: a7a1ba5fc6 (このIDを非表示/違反報告)
紗愛(プロフ) - 梨沙さん» 波乱だぜー!!大好物だぜー!!パート3にて、梨沙ちゃんを待つ!(`・v・´)ゞ笑 (2013年8月8日 16時) (レス) id: a7a1ba5fc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこ(プロフ) - なんで?なんで?? 誰がそんな写真撮ったの? パパ翔サンと距離が近づいたと思ったのに、どこかでそれを壊そうとする人がいるなんて…。楽しかったり幸せだな~って思ったあとに、必ず落ち込むことがあるよね。いつも、その落差が激しすぎる のサ。 (2013年7月28日 23時) (レス) id: bcc11ce55e (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - えっ((((;゚Д゚)))))))またまた波乱っ←でもホントはワクワクしてる♪(´ε` ) (2013年7月28日 12時) (レス) id: 93f40dfc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗愛(サラ) | 作成日時:2013年6月8日 0時