支配/towaco ページ37
「ただいま〜」
愛しい人が待つ家に帰ってきたのは2日ぶりだろうか、自分でもわかるほどに声に気分が乗っている
それなのに返事が返ってこない
何故？2日ぶりだからきっと彼女も嬉しいはずなのに何故だろうか？
「Aちゃんとおるか？ただいま」
「…とわぽ、ん…？」
「何やちゃんとここにおるやん」
Aがいるであろう部屋の扉を開けて確認すればベッドの上で縮こまり震える姿が見えた
ゆっくりとこちらを振り返りか細い声で私の名前を呼ぶAの姿がどうしようもなく愛しく感じた、だがその前に確認しなければならないことがある
「…A、確認していいか」
「あ、なに…？」
また顔を下げた彼女の背後に歩み寄り背後からそっと抱きしめながら問いかける
「私が『ただいま』って言ったら『おかえり』って返すように教えたよな？」
「あ……」
「なんで今日はちゃんと守れなかったん？」
「あ、の…えっと……」
分かりやすく焦る彼女に更に愛おしさが増す
だがこればっかりは譲れない
彼女を少し強く抱き締め返事を急かすように耳元で問いかける
「なんで今日は返してくれなかったんです？いつもはちゃんと返してくれてたのに…」
「う、あ、その…」
「…その？」
「あ、の…ふ、2日ぶりにとわぽんが帰ってきて、嬉しくて…とわぽん見た時におかえりって言うの全部わすれて、早く、触れてほしかったから…」
「…本当に？」
「本当に…とわぽん、おかえりなさい、寂しかった…2日間ずっと、とわぽんのことしか考えられなくって、一日が長く感じて、家の中も歩けなくって…」
「あぁ、もう大丈夫、大丈夫や…離れません、もう二度とAから離れたりしませんよ…」
愛しい愛しい彼女を泣かせてしまったことにひどく興奮している自分がいることに気づいた、何故彼女はこんなにも可愛いのだろう
何故彼女はこんなにも
「ほんと？離れたりしない？わたしを、わたしを、助けてくれたひと…」
憐れで騙されやすいのだろう
彼女を瀕死まで追いやったのは自分だ
束縛して水も与えず死ぬ寸前まで追いやり食べ物を与え、それを何回も繰り返して追い詰めて
解放してあげてやっと手に入れた
離れず私にもたれかかり
「たすけてくれたの？」
と聞かれたあの日を絶対に忘れなどしない
これは私の愛の形、愛情
誰にも邪魔させない二人だけの空間
終わりなど一生来ないだろう
------------‐
なんやこれ？
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時透時雨 - こんにちははじめましてリクエストなんですがオダケンさんって書いて貰えますか？ (2021年2月14日 2時) (
レス) id: d79594df8b (このIDを非表示/違反報告)
虎一(プロフ) - みやびさん» ｱｯｱｯよかったです…！！書きそびれてましたがリクエストありがとうございました！！ (2019年2月15日 2時) (レス) id: 6f6651001a (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - テラゾーさんをありがとうございました！！今回も好みにどストレートでした！ (2019年2月14日 19時) (レス) id: 02409a287c (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - 虎一さん» 全然大丈夫です…！！いつまでもお待ちしてます！ (2019年1月1日 1時) (レス) id: 02409a287c (このIDを非表示/違反報告)
虎一(プロフ) - みやびさん» 嬉しい感想ありがとうございます〜！！テラゾーさんはあまり動画を見てないので少し口調等がおかしくなってしまうのですが…それでも良ければしばらくお待ちください…！！ (2018年12月31日 20時) (レス) id: 6f6651001a (このIDを非表示/違反報告)
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