異形/Rabi ページ23
『気持ち悪い』
『近寄るな』
『汚い、呪われている』
訳がわからない、私は皆を傷付けようとしている訳じゃないのに、生まれつき私の首にあるアザのせいで、この左右で違う目の色のせいで、私の肌や髪が常人より薄いせいで、私はひどい扱いを受けた、家族は悪くないのに虐げられ、体を壊して死んだ
どんなに努力しても受け入れられなかった
「醜い」「汚い」「悪霊」
私の疲れきった心はこの世で生きる術を放り投げようとしていた
それでも彼は違った
少し前にここへ来た異国の者、恐れられている私のことを気にかけてくれたのだ、最初は嬉しくて泣いた記憶がある
彼はいくら周りの人間に距離を置かれ、汚いと言われようが私の側にいてくれたのだ
『A、オマエは確かに異常ダ、でも俺はオマエがいないと生きていけない、俺はオマエを必要としてる、イイナ？だからオマエのためならなんだってスル』
私はその言葉の意味をいまいち理解できなかったがその意味を夜になって知った
壊れる音、叫び声、何かが爆発したような音、ぐしゃりという汚い音
「ラビ…さん…」
「…Aか、すまない、起こしてしまったナ」
「これは…？」
ごうごうと燃え盛る炎、いつも着ている白衣は血で真っ赤になっていた、それを気にせず燃えるいえや人々を見つめるラビさんがいた
「村の家の1つに火を放っただけダ、オマエのためなら何でもスル、昼間言っただろう？オマエはこの村の人間とは違う高潔で異常、それでいて綺麗な人間ダ、ゴミのような汚い奴等にオマエがゴミ扱いされるのは見たくない」
「ッ…！！ラビさん…！」
「ナンダ？」
「そのっ、どうしてそこまで…私のために…？」
「オマエに惚れたから、それだけダ、オマエと二人で永遠を過ごすためなら村一つ消すなんて容易いこと」
「あっえっ惚れ…っ？！あっあっその、えっと」
「…やっぱりオマエは分かりやすいな、どうだ、俺と永遠を過ごす気は、過ごす覚悟はないカ？無いなら今この場で俺と一緒に死んでもらうガ」
「あり、ま、す…その、はい…あります……わふっ」
「…嬉しイ、醜い下等生物がいなくなった今、これから俺とオマエの二人きりだナ」
血みどろのままAに抱き付いてしまったナ…まぁいい、Aは俺の異常性に気付いてないようで頬を染め茹でタコみたいになっていル
これで二人きり、だな
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何だこれ、くそ鈍ってるラビさん難しい
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時透時雨 - こんにちははじめましてリクエストなんですがオダケンさんって書いて貰えますか？ (2021年2月14日 2時) (
レス) id: d79594df8b (このIDを非表示/違反報告)
虎一(プロフ) - みやびさん» ｱｯｱｯよかったです…！！書きそびれてましたがリクエストありがとうございました！！ (2019年2月15日 2時) (レス) id: 6f6651001a (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - テラゾーさんをありがとうございました！！今回も好みにどストレートでした！ (2019年2月14日 19時) (レス) id: 02409a287c (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - 虎一さん» 全然大丈夫です…！！いつまでもお待ちしてます！ (2019年1月1日 1時) (レス) id: 02409a287c (このIDを非表示/違反報告)
虎一(プロフ) - みやびさん» 嬉しい感想ありがとうございます〜！！テラゾーさんはあまり動画を見てないので少し口調等がおかしくなってしまうのですが…それでも良ければしばらくお待ちください…！！ (2018年12月31日 20時) (レス) id: 6f6651001a (このIDを非表示/違反報告)
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