かわいいなんて、…言えるわけがない…///【Free!/七瀬遙】

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*七瀬side






振り向いたら、Aが泣いていた








不安にした俺は



最低な奴だ…。






･









七瀬｢別に怒ってないから｣



A｢ぅ…｣





泣き止まないAを自分の方に抱き寄せた





七瀬｢泣き止め｣









･






それしか言えないのか、俺は…。






こんな自分に苛立ってしょうがない







A｢遙せ、んぱいぃ……｣






ぎゅぅーって、抱き締め返してきたAに少しだけ




どきっと胸が弾んだ





七瀬｢…。((ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ｣





無言で頭を撫でると、嬉しそうに笑った






なんか、恥ずかしくなった俺は、咄嗟にAから目線をそらした






A｢遙先輩…、耳真っ赤…!///｣




七瀬｢なっ!?赤くない!!｣




そう言って、耳を隠すと




A｢かわいい〜…＾＾｣




と、Aが言った。



･









『お前の方がかわいい』






そう思ったのは、





俺だけの秘密。









･

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