恋と憧れ３【0617*】 (ページ5)

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和｢Aちゃんに本気出すって言ったはいいけど、どーしたらいいかわかんないし。他の人とご飯行ったってだけで気になっちゃうし。例え相葉さんでもね｣

ど率直な言葉に思わず胸がキューとなって。

私を見た二宮先輩と目が逸らせなかった。

運転手｢お客さーん。着きましたよ｣

｢あ！はい、出ます。二宮先輩、明日よろしくお願いします｣

和｢うん。じゃーね｣

急いでタクシーから出て、ニコニコ笑って手を振る二宮先輩に小さくお辞儀した。

｢びっ、くりした…｣

何分も見つめ合ってたんじゃないかってくらい長く感じた

夜でよかった、暗いから

明るかったら絶対顔赤くなってるって言われる。

……確実に、惹かれてる、

気がするけど、どうしても1歩踏み出す勇気がない。

ずっと “信じて” って言葉が信じられないままかもしれない。

けど……

｢あっ、もうこんな時間｣

急いでお風呂に入ってベッドに入った。

ずっと頭の中では

二宮先輩のことばっか考えてる。