BD６９ ページ20
和｢そう言えば今度Aと飲んでみたいって松潤が｣
｢あ、取引先の！私も行きたい！｣
和｢もうすぐこっちが落ち着くから、終わったら俺とAと松潤とおーのさんで飲みに行こ｣
あ、大野さんってこの前転びそうになったのを支えてくれた優しい人！
｢すっごく楽しみ｣
それから料理も楽しみながらくだらない話して笑って。
タクシーで家まで送ってくれた。
｢今日はありがとう。凄く綺麗だったし美味しかった！｣
和｢一押しの場所だからね？また連れてきてあげる｣
｢ありがと。待ってる｣
じゃあって言いかけたらグッて手を引かれて抱きしめられた。
和｢なんかあった？｣
｢え？｣
和｢今日の午後ボーッとしてたし、会った時も｣
遥ちゃんとの事少し気にしてたのバレてたんだ、
｢……んーん。何もないよ、ありがと｣
まだ確信はないから相談しなくて大丈夫かなって思ってたけど、結局心配させちゃってたんだなって、
和｢んーそう？なんかあったら言いなさいね？｣
｢わかったわかった！｣
和くんの髪が首に触れてくすぐったくて笑ってそう言うと｢ホントかねぇ｣って呟いて。
｢ホントだよ、なんかあったら相談する｣
和くんと向き合ってそう微笑むと、唇に触れるくらいの軽いキスをして。
和｢本当すぐ赤くなるのね｣
｢恥ずかしいから言わないでよ〜｣
お互いふふふって笑って、また唇を重ねた。
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作者名：ハチミツ
| 作成日時：2019年6月8日 0時
