甘く溶けた恋。10 ページ11
you side.
もう少しで終業式
夏本番はすぐそこまで来てる
玄｢ A、今日予定ないの？ ｣
｢ 無いよー ｣
今日は土曜日、
私は外に出るより家でゴロゴロしてたいタイプ
玄｢ 一緒に来て欲しいところあるんだけど ｣
｢ 外出たくない ｣
玄｢ 違うって、とにかく着いてきて ｣
そう言って、無理やり私の手を引っ張った
連れてこられた場所はお風呂場
玄｢ 後ろの髪、切ってくれない？ ｣
｢ 私下手だけどいいの？ ｣
玄｢ もちろん ｣
部屋からハサミを持ってきて、髪を切り始めた
細くて綺麗な髪の毛を丁寧に切っていく
｢ もう少し切った方がいい？ ｣
玄｢ うん ｣
それから集中して髪の毛を切り進めた
｢ よし、完成 ｣
玄｢ ありがとう ｣
鏡に映る玄樹はさっきよりかっこよく見えた
しばらく見てると鏡の中で目が合った
玄｢ 俺のこと見すぎだって ｣
｢ 別に見てないし ｣
私は後片付けを始めた
お湯を出そうと思ったらシャワーが出てしまった
｢ ごめんっ！ ｣
私も玄樹もびしょ濡れ
その時、誰かがこっちへ向かってきた
親は仕事へ行ってる、だとするとひとりしかいない
勝｢ … えっ、何してるの？ ｣
びしょ濡れでお風呂にいる私たち
傍からみれば奇妙な光景だろう
｢ ちょ、着替えてくる ｣
私は着替えるために部屋へ戻った
そして新しい服へすぐ着替えた
“ 俺のこと見すぎだって ”
さっきの玄樹が頭から離れない
あの瞳に吸い込まれそうだった
勝｢ 入っていい？ ｣
｢ あ、いいよ ｣
外で待ってた勝利が部屋へ入ってくる
そしてすぐ抱き締めてきた
勝｢ 早く夏休みならないかな ｣
｢ 何で？ ｣
勝｢ 毎日ここに泊まるもん
そしたら、あいつとAは何もできないでしょ？ ｣
勝利はやっぱり玄樹のこと気にしてるんだ
大丈夫だよって言いたいけど、
実際のところ言える程の自信はない
早く、勝利にこの気持ちを守ってもらいたいよ
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南 - この小説大好きです。これからも更新頑張ってください。 (2017年2月22日 16時) (
レス) id: bb46e3e750 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)晴美(プロフ) - この作品が占ツクの中で一番好きです！！とてもストーリーを書くのが上手ですね！！毎回見てうるっとしてキュンってします！！ホントに大好きな作品です！！これからも頑張って下さい！！更新楽しみにまってます！！ (2016年9月14日 2時) (レス) id: dec631871d (このIDを非表示/違反報告)
サクラ色の季節 - 更新待ってます！頑張ってください(⌒▽⌒) (2016年7月29日 12時) (レス) id: 7050d29526 (このIDを非表示/違反報告)
美愛凛 - 更新楽しみにしてます☆彡応援してます (2016年7月18日 12時) (レス) id: c3ec3f50ad (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - すごく面白かったです！更新楽しみにしてます(*^^*) (2016年7月13日 23時) (レス) id: bff240ff99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっくー。 x他2人 | 作成日時：2016年6月12日 11時
