検索窓
今日:25 hit、昨日:6 hit、合計:9,382 hit

なにそれ ページ2

今日この日が私にとって一生忘れられない日になるなんて思わなかった

だって友達に誘われなかったらあの人に出会うことが出来なかったし

ましてや自分の関心を引くだなんて思ってもいなかったから......


――――――――――――――――――――――
それは一週間前にさかのぼる

大学のラウンジで私は自分で作ったお弁当を食べながら目の前に座っている大学でできた初めての

友人の優と話していた

「え〜だって私がそんなところ行ったって誰一人分からないかもしれないじゃない」

綾「それでもいーじゃん!見知らぬ分野に足を踏み出すことも大切だよ」

「でも〜」

綾はお笑いが物凄く好きで毎日のようにお笑いの公演に行ったりなどをしているからこそ

今日開口一番に言われた言葉に戸惑っていた

『おはよう、綾』

綾『Aおはようなんだけど有吉の壁のライブ一緒に行かない?』

『あ、有吉の壁......ってなに?』

綾『え、引くんだけど』

そこから綾による有吉の壁講座が始まった、私と綾は授業が一緒で4限からだったから

ずっと聞いていたのだ

綾「Aが何って言おうともう予約して当選までしたから」

「仕事が早すぎるよ」

綾「しかも大奮発したの!」

「あなたこないだ金欠って言ってたじゃないの」

友「そうだ!だが推しのためならば金は惜しまない」

「凄いけど、いくらしたの?」

友「今回は有吉の壁クリア席で芸人さんたちをまじかで見れるために一席5万!二席で10万円だ」

「何だ10万なんだ、なら今5万円渡すね」

それを聞いて私は昨日お母さんから財布に10万円を入れられたからその半分を綾に渡した

すると顔を引きつらせながら

友「さっすがお嬢様だな......」

「お嬢様じゃないよ!金銭感覚だって綾と一緒だもん」

綾「もし私と一緒なら10万なんだなんて言わないし、もし私と一緒ならすって5万円をすっと

出さないよ」

そこまで言われるとあまりいい気分はしないから財布にしまうふりをして」

「丁度お母さんからもらったの、要らないのならいいのだけれど」

綾「いるに決まってるでしょ!!金欠なんだから」

「なら初めから言えばいいじゃないのよ」

綾はぶつくさ文句を言いながらも渡したお金を受け取って財布にしまった

私も財布をカバンにしまっているときに綾は私を見ながら

綾「にしても、お母さん優しいね〜ていうかAの家の家族が優しいのか」

「そう?」

綾「そうだよ!」

過保護→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
設定タグ:さらば青春の光 , お笑い芸人 , 東ブクロ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リンさん | 作成日時:2022年10月30日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。