新しい恋の探し方 (ページ2)

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1階に着くや否や、私は走り出した。

「だれか...」

もちろん逃げるのに精一杯。

遠くに、彼が分からないような場所に。

と、走り続けた。

でも。

「.....った！！」

激しい痛みにしゃがみこんでしまう。

それもそのはず私が持っている靴なんて最低限しか許されず、
紐のスニーカーくらいしかなかったので裸足で飛び出してきた。

そのせいか、長い時間走り回った足はコンクリートなどに打ち付けられボロボロ、足の裏なんて見れるようなものじゃない。

けど、

「にげ、な、きゃ...遠くに、もっと...」

でも、心も体も疲れていた私は、

？「____っおい！大丈夫か！！」

その声を最後に意識を失った

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「...んっ、」

目を覚ますと、見たことも無い天井、

ハッと起き上がると整理されたたくさんの本にデスクトップのパソコンやテレビ。

リビングと思うほどの大きな部屋だが、

ベットで寝ていたことに気づいた私はここがリビングではないということしか情報はない。

そして、ふと思い出した足。

シーツをめくると、包帯が綺麗に巻かれていたが、足の裏は血が滲んでいて、
さっきまで私が寝ていたベットにも着いてしまっていた。

でも、安心している場合ではない、彼が追って来るかもしれない。

「逃げなきゃ」

もしかしたら、家からそんな離れていないかもしれない。

そう思うだけで鳥肌が立つ。

痛む足を動かし、部屋を出ようとドアを開けた時、

？「うぉぉぉぉぉ！！！！！びっくりした」

救急箱を持った、茶髪で男性としては小柄な人がたっていた。