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K_side
祐「絶対慶ちゃんがいれば毎日楽しい！
ねぇ、二人もいいでしょ？」
手越はシゲとまっすーを交互に見る。
手越は依然としてニッコリしている。
そんな手越をみた二人は
「いいよ」って暖かい返事をしてくれた。
.
慶「本当に、いいの？」
まだ少しだけ怖かった。
みんなは優しいだけで本当は俺なんか、って。
でも、
祐「いいの！じゃあ決まり！」
また少し、温かいものがこみ上げてきた。
そして今初めて気がつく、
「俺の居場所はここだ」ってこと。
息を呑んで改めて言う手越。
祐「慶ちゃん、幸せになろうね」
手越の言葉は少し、大袈裟だと思った。
「幸せになろう」なんて少し度が過ぎてるかな、って。
でも多分それは違った。
シ「あぁ、この4人で」
貴「絶対にね」
真剣な表情で言葉を繋ぐ二人に何かを感じた。
そして
この4人なら絶対に幸せになれると、俺は確信した。
.
.
貴「小山、一緒にテレビ観よう」
少し時間が経った今、手越はお風呂へ、シゲは宿題があるからと自分の部屋に行ってしまった。
慶「うん、いいよ」
テレビを観るのは久しぶりだった。
施設には広々とした共用のスペースがあった。
いつもそこでみんなで輪になってテレビを観ていたけれど、
俺は一人部屋にこもっていた。
一人でいる方が楽だと思っていたから。
.
貴「あはは！」
慶「はは、面白いね」
俺らが観ていたのはとあるバラエティ番組。
俺の知らない、話題らしい芸人が次々とボケを繰り広げている。
俺はイマドキの芸人のなんて知らなかったけれど、まっすーが大きな笑顔で笑っていたから
俺も一緒になって笑っていた。
そんな時、テレビがちょうどCMに入った。
慶「そうだ、俺ちょっとトイレ行ってくるね」
そうまっすーに言った瞬間、
貴「小山！」
慶「ん？」
突然俺の名を呼ぶまっすーを振り返って見る。
すると、
貴「…すぐ戻ってきてね、」
寂しそうに言う、まっすーの顔が見えた。
さっきまで笑っていたまっすーの顔が、突然
まるで
大切な人を失ってしまったかのように
切なく、虚しく、そんな表情をした。
慶「大丈夫、すぐ戻ってくる！」
俺はまっすーのことをまだあまり知らない。
でも、これから一緒に生きていく仲間として
共に幸せになりたいから。
俺は足早に、部屋をあとにした。
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さたけ(プロフ) - そう言っていただいてとても嬉しいです！応援してます！！ (2018年2月12日 18時) (
レス) id: 60acb141fb (このIDを非表示/違反報告)
しょーやま。(プロフ) - さたけさん» ありがとうございます!!いえいえ、むしろドンドンコメントお待ちしております（笑）今日でようやく忙しい日々が終わりまして、これからは更新速度もアップしそうです。応援ありがとうございます、これからも宜しくお願いします！！ (2018年2月12日 17時) (レス) id: 3123dec0a8 (このIDを非表示/違反報告)
さたけ(プロフ) - 更新嬉しいです！本当に楽しませていただいてます！気持ちが抑えられず、何回もコメントしてしまいすいません笑笑これからも頑張ってください！！ (2018年2月4日 20時) (レス) id: 60acb141fb (このIDを非表示/違反報告)
しょーやま。(プロフ) - さたけ(¨)さん» しばらく更新出来ず、すみません。さたけさんのコメント、とても励みになりました。本当にありがとうございました(；；)これから更新出来るように頑張ります!! (2017年12月27日 22時) (レス) id: 3123dec0a8 (このIDを非表示/違反報告)
さたけ(¨)(プロフ) - 続きがとても気になります！！素敵です。とても楽しみにしてます。がんばってください！！ (2017年12月9日 11時) (レス) id: 60acb141fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょーやま。 | 作成日時：2017年11月11日 21時
