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「ん、……なに、?」
恐る恐る謙信を横目で見ると眉毛を下げて心配そうな顔をして私を見る。
「あのあとどうしたの?林幸輝と」
「え、あーえっと普通に家に……」
「帰った?」
「そ、そう!」
流石に幸輝くんの家に帰ったなんて言ったらどうなるかわからない。
すると突然頭に謙信の手が乗ってぽんぽんされる。
「んえ?」
「A……可哀想に、ごめんね守ってあげられなくて」
「……え?」
「林幸輝に無理矢理連れてかれたんでしょ?」
謙信は「そうだよね?」と言いたそうに私を笑顔で見つめた。その無言の圧力に思わず頷いてしまう。
「やっぱりそっか〜〜〜、あの人遊んでるらしいし…気をつけてね?」
何故か心の中にイライラが芽生える。
幸輝くんの事何も知らないのに皆そうやって好き勝手言うんだ。それは所詮唯の噂であって遊ばれた女の人か誰かが広めた噂が知らない間に広まって段々大きくなってあることないこと言われるんだ。確かに女遊びしてるのは事実かもしれないけど……幸輝くんはいい人だもん……。
「謙信だって……」
「ん?」
「謙信だってあの舞香ちゃんって子といい感じだったじゃん!」
やばいと思った時には勝手に口が喋っていて目の前の謙信は下を向いていて表情がよく見えない。
「そうだよね……」
「え」
謙信はパッと顔を上げて私を見ると上目遣いでうるうるした目。
「A嫌だったよね…」
「え、いやその、」
「でもこれだけは信じて、!」
「なに?」
「遊佐…さん?にはあっちから言い寄られただけだし俺が好きなのはAだけだよ?」
無駄に胸がきゅんとしてしまった自分を殴りたい。
だけど謙信の言葉を信じたいって言うのも本当ででも事実は事実だし…。
「…ほんと?」
「当たり前じゃん」
と言ってキスを落とす。
私はまた貴方に溺れる。
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りの(プロフ) - みさみささん» 嬉しいです有難うございます〜〜!!! (2020年1月5日 12時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - (^^)さん» うわぁぁあ嬉しいですひげじゅり!!(は)頑張りますね〜〜! (2020年1月5日 12時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
みさみさ - この小説すごい大好きです^^どんな展開になるのかハラハラドキドキですね!更新楽しみにしてます! (2020年1月5日 6時) (レス) id: 34834b5626 (このIDを非表示/違反報告)
(^^) - ひげジュリめちゃめちゃ楽しみにしてます!!謙信なんて言うか、、、ドキドキしてます、、、早く続きが読みたい、、、! (2020年1月5日 2時) (レス) id: 71ac4c205a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぎょ | 作成日時:2019年12月10日 21時