悲劇のジュリエット症候群

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それからお風呂から上がった幸輝くんと隣に座る。



「明日どーしよー、」

「質問攻めだろーな」

「謙信になんて言われるかなぁ」

「ほんとに謙信の事好きなの？？？」

「好きに決まってるじゃん……今はあれだけど…ほんとはすっごい優しくていい人なんだよ…」

「……そっかぁ、」


幸輝くんは勢いよくソファから立ち上がると私の方を見て言う。


「さーー、寝ましょうかねAちゃん」

「はあい」


そして優しい幸輝くんは私にベッドを譲ってくれて彼はソファに寝る。
いやいやベッドもかなりやべぇよな。ら


「あのさ」

「ん？」

「浮気相手には沢山頼ってくれて良いから、」

「ふふ、優しいじゃん」


顔は見えないけど幸輝くんの優しさを受け取ってねむりについた。

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