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A帰りたい



そのまま既読にならないメッセージを見つめてまたやってんのかなあなんて思う。
その間も遊佐舞香のベタベタは病むことなく、他のサークルメンバーは私の方を気にするように見るけど私が気にしてないようにでも見えているのだろうか。

当の謙信はどうすればいいか分からないみたいで遊佐舞香にちょくちょく声を掛けるけどそんなんで辞める女じゃないよな。てか謙信彼奴の何処が良かったんだろう……。私よりなんであの子なのよ……、なんで……あんなナイスバディが好きだったの…???
























直弥side


ほんとなんなんだこの女……。
謙信にはAが居るってわかってベタベタしてんのかよ。
てか謙信もどうにかしろよ…。


いつもは酒癖が悪いAも今日は静かだな……と思っているとなんとタイムリー。さっきまで座っていたAがいきなり立って叫び出す。


「なんなのよあんた」


それは完全に遊佐に向けての一言で周りも吃驚…というか当然だって感じで見つめる。


「え〜?なんですかあ?」

「謙信に必要以上ベタベタすんなって言ってんの」

「でも謙信くん嫌がってないですし」

「私が嫌なの。わかんない?」


お店側に迷惑なくらいな言い合いになる。ここまで来るとまたAも記憶無いんだろうなー、
すると謙信が遊佐に「Aも嫌って言ってるしさ」なんて声をかけるとまた反論する。


「謙信くんが嫌じゃないならいいじゃないですかあ!」

「だから、そうじゃなくて〜、」

「こんのクソビッ チ!!!!カス!!!!」

「はぁ?貧乳!嫉妬女!!」



取っ組み合いになりそうな中、周りが止めに入るけど2人は止まろうとしないで寧ろヒートアップしてる。これはやべぇぞおい謙信!!!
そして遊佐が思いっきり手を振り上げてやばいって思った時、



「……え」

「手出すのは良くないよねー、」


そこに立っていたのはかの有名な林幸輝でみんな吃驚した顔して其奴を見る。


「Aちゃん、行こっか」

「え、ちょ、え!?」


そして林幸輝はAの手を取ると店から出ていった。……え?オイオイ謙信何してんだよ。そしてみんなして訳の分からないまま、永玖が場を仕切るように声を上げた。


「えーーっと、あの〜、今日は取り敢えずお開きで!お疲れ様でした!!!」

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りの(プロフ) - みさみささん» 嬉しいです有難うございます〜〜!!! (2020年1月5日 12時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - (^^)さん» うわぁぁあ嬉しいですひげじゅり!!(は)頑張りますね〜〜! (2020年1月5日 12時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
みさみさ - この小説すごい大好きです^^どんな展開になるのかハラハラドキドキですね!更新楽しみにしてます! (2020年1月5日 6時) (レス) id: 34834b5626 (このIDを非表示/違反報告)
(^^) - ひげジュリめちゃめちゃ楽しみにしてます!!謙信なんて言うか、、、ドキドキしてます、、、早く続きが読みたい、、、! (2020年1月5日 2時) (レス) id: 71ac4c205a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぎょ | 作成日時:2019年12月10日 21時

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