検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,955 hit

三十五、 ページ35

「驚きだな。奇襲を仕掛けられるとは」
「まあ、細かいことは気にするな。既に大太刀の奴らが幾らか薙ぎ倒している」
「さて何処から行くか?大太刀の奴らに加勢してもいいし、大太刀を狙う敵を倒すのもアリだな。一期は?」



皆寝巻き姿で、馬屋の裏から様子を伺う。
今この場にいるのは鶴丸殿、鶯丸殿、そして私だ。
主殿は無事に逃げられただろうか……
そればかりが頭をちらついて、上手く作戦を立てられない。



「主の事なら心配するな。俺の提案で随所が忍者屋敷になっているからな」
「……また貴方は……」
「隠れるのもお手のものだな。きっと何処か適当なとこで隠れているだろう」



だから、遠慮なくやれ。
鶴丸殿にそう言われ、刀に手をかけた。
一旦主殿のことは置いて、布陣を偵察しなければ。



「布陣の偵察を。然る後、各個撃破と洒落こみましょうか」
「だな。……あそこだ。行くぞ」
「さて、それじゃあ、驚いてもらおうか!」

三十六、→←三十四、



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 一期一振 , ひな丸   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひな丸 | 作成日時:2016年6月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。