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参、 ページ3

……子供たちのお守りを任されてしまった。
で、この子たちには変な事態が起きている。
名前は?と聞くと前田くんとか平野くんとか秋田くんとか明らかに名字。
……というか、私ぶっちゃけこの文字列に思い当たる節が……
しまいには五虎退くんだ。もうこれは確定かもしれない。


とお守りをしろとは言われたが皆、特に平野くん前田くんコンビはかなりしっかりしていた。やっぱり歳のわりには似合わない……
しばらく面倒を見ていると夕方になる頃には、あのやげんくん?たちが戻ってきた。



「済まなかったな大将。いちにい……俺っちたちの兄さんが言ってたんだけど、良かったら飯、食っていかないか?」
「え?ご飯?」
「今日面倒見てくれたお礼だ。大丈夫だって、ひとりくらい増えても平気だから」
「え、う、うぅん……じゃあお言葉に甘えて……」



皆についていく。その間、彼らの会話には「何してたんですか?」「あー、鯰尾にいと骨喰にい、またなんか仕掛けようとしてたから止めてきた。いちにいは昼間はいねえだろ?」「いちにい帰ってきたんですか?」「家にいたら帰ってきたからな」などと聞こえてきた。

肆、→←弐、



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作者名:ひな丸 | 作成日時:2016年7月11日 23時

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