教室で Komatsu.K ページ10
Komatsu Koshin
(リクエストありがとうございました♪)
朝は前髪が崩れちゃうくらい風が吹いていたけど
今は風も止んでぽかぽか陽気
私の席は窓際だからずっと日向ぼっこ状態
あーー今なら気持ちよく寝れそう
「…ちょっとA」
「んー、」
うとうとしかけた私を見兼ねて
隣の席の倖真が小声で話しかけてくる
倖真は学年でもトップクラスで頭が良い
中学から同じだってこともあって
よく私の家庭教師になってくれる
「ここAが苦手な分野やん、
寝たらもっとわかんなくなるよ？」
「そうだけどさーー」
眠気には勝てないんだよなーー
だってそうでしょ？
倖真だってこの席になったらそう思うはず
「どうせ教えるのは俺やしな」
「お世話になりまーーす」
「ほんまなんなんこの子」
そう言いながらも自分から私のところに来て
教えてくれるの知ってるもんねー
でも倖真の教え方が上手いのか知らないけど
勉強嫌いなはずなのに
その時は時間の流れが早く感じる
きっと、私が倖真のこと好きだからだろうけどさ
倖真は気付いてるのかな
倖真って鈍感なはずなのに
たまに変な勘が当たったりしてるからこわい
しかも、この間友達から聞いた
「小松ってあんたのこと好きらしいよ」の一言
結構な爆弾発言をかまされたわけなんだけど
その事実を確認したくても勇気が出ないこのもどかしさ
あぁ神様、私の背中を押してください
「ちょっとー、なにぼーっとしてんねん
次ワーク開いて！ほら！」
「えーワーク忘れちゃった」
倖真が再び話しかけてきて咄嗟に嘘をつく
本当は持ってるけどね
「もーほんと世話焼けるわ」
そう言いながらも机をくっつけてワークを見せてくれた
正直、倖真の肩が私に当たるくらい近い距離だから
先生が言ってることなんて何も頭に入ってきてないけど
もはや聞く気もないけど
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くう(プロフ) - はじめまして！いつも小説楽しませてもらってます！！あのリクエストなんですが、蓮くんと高校生ーって感じのお話見たいです(^^)主さんのペースでいいのでこれからもステキな小説書いてくださいね！！ (2020年2月25日 22時) (
レス) id: ddbb6960dc (このIDを非表示/違反報告)
名無し37687号(プロフ) - 小日向さん» ありがとうございました！！とってもきゅんきゅんしました(^_^) (2020年2月11日 16時) (レス) id: 4aa7959571 (このIDを非表示/違反報告)
小日向(プロフ) - 名無し37687号さん» コメントありがとうございます(^-^)/ヨンフンくん書かせて頂きました！ (2020年2月11日 0時) (レス) id: 2feb568e7e (このIDを非表示/違反報告)
櫻 紅(プロフ) - 小日向さん» リクエストお答えいただきありがとうございます！すごいキュンキュンしました！これからの更新も楽しみにしています！！ (2020年1月27日 7時) (レス) id: 69e9e9ec66 (このIDを非表示/違反報告)
小日向(プロフ) - 櫻 紅さん» ありがとうございます(T-T)遅ばせながら大平くんのお話書かせて頂きました(^^) (2020年1月27日 0時) (レス) id: 2feb568e7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小日向 | 作成日時：2020年1月7日 19時
