6曲目 ページ7
彩side
若「これから、立花彩、帰国祝いパーティーを開催する!!乾杯!!!」
「「『乾杯!!!』」」
若武の掛け声で、パーティーが始まった。
テーブルには、いつものドーナツや、小塚くんの叔母様たちが作ってくれたという大量のスイーツ。
炭酸から、コーヒーや紅茶まで、それぞれの好みに合わせて並んでいる。
まあ、パーティーと言っても、いつもみたいに話してるだけだけど。
小「アーヤ、留学はどうだった?フランスに行ってたんだよね?」
ん、そうだよ。
『友達できた。女の子だよ、みんなとっても可愛くて美人さんばっかりなんだ!』
そっか、良かったね。と微笑む小塚くんに、相変わらず癒やされる。
翼「・・・彼氏とか、できたりしてないよね?」
彼氏というワードに全員がピクリとする。
『ない。告白はされたけど、全部断った。』
「「「されたの!?」」」
若武を始め、黒木くんまでもが大声を上げる。
え、何。←
意味がわからないという顔をすると、みんながため息をつく。
いや、意味がわからんのは君たちだよ。←
上「・・・相変わらず鈍いな。」
そう言われてムッとするけど、とりあえず、この空気を変えようと、あえてスルーする。
『今日、クッキー焼いてきたの。今渡してもいい??』
みんな分かりやすく顔が輝く。
若「っっっっしゃぁぁぁ!!アーヤの手作りぃぃ!!!」←
上「うっせ!黙れ単細胞。」
若「あ?」
と、いつものケンカが始まる。
よくあきないよね、高校生にもなって。
ふたりをほっていて、他のみんなにクッキーを渡す。
小「ありがとう!」
黒「姫の手作りをもらえるなんて、光栄だな。」
翼「だから今日は、いつもより甘い匂いがしてたんだね。ありがと!」
忍「さんきゅ!おお、美味そうじゃん!!」
嬉しそうな顔を見ると、私まで嬉しくなる。
若武たちにもクッキーを渡して、パーティーは再開された。
帰り道。
私のスマホに一通のDMが届いた。
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「初めまして、歌い手のまふまふです。突然のDM、失礼します。
僕、前からいろなさんのファンで、よろしければ、今度、お会いしてもらえませんか???」
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『・・・・・えっ!?』
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凛花 - 私は96ちゃんおしです!でも他の歌い手さんも良いですよね。96ちゃん+天月さんも良いです!(すみませんでした。) (2020年7月11日 9時) (レス) id: e8c0aaebea (このIDを非表示/違反報告)
くう - ちょこさん» 多分、まーしぃの“ま”だと思います! (2020年5月16日 20時) (レス) id: 3b96f8a338 (このIDを非表示/違反報告)
ほま - 「20曲」たとえが面白いです。 (2020年3月4日 10時) (レス) id: 9d5d97f009 (このIDを非表示/違反報告)
ほま - 忍が可愛いです (2020年3月4日 9時) (レス) id: 9d5d97f009 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - すいませーん!志麻くんの「ま」間違ってますよ〜!志麻リスの方が見ていていい気分ではないかもしれないので、直していただけたら幸いです、、、。ちなみに私はセンラーです!!!(関係ない)失礼いたしました〜〜 (2020年1月26日 17時) (レス) id: dc3aadf988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃな | 作成日時:2019年8月20日 0時