立花彩の、歌い手Ｌｉｆｅ！

１曲目 ページ2

彩ｓｉｄｅ

おはよう・おやすみ・こんばんは、立花彩です。


ええと、この度、浜田の高等部に入学することになりました。


そして、昨日、帰国してきたところ。


う、眠い、時差ボケやばし。


不幸なことに、今日は入学式的なあれがあるんですよ、あれ。


・・・・あ、そうそう始業式だ！←


入学式にも出れると思ってたんだけど、あっちの学期始めって９月じゃん。


学期末は７月じゃん。


日本の新学期４月なの忘れてた。←


家を出てから、始終「眠い」「時差恨む」を連呼してると、あっという間に着きました。←


前もって知らされていた、私のクラスは特待生クラスの１−Ａ。


そこには悠飛や忍、意外にもマリンもいるという。


そういやマリン、少しでも悠飛や私に追いつきたいから、勉強頑張るって意気込んでたな。


マリン、すごいね！まさか特待生クラスにまで上がってくるとは！！


久しぶりの再開、嬉しくて幾分、気持ちが明るくなった。



ガラガラッ



悠「ぅお！？立花！！？」


マ「は？まじで？？わ、ほんとだ！！」


入った瞬間、これ←


挨拶くらいしよーよ。


声の持ち主は、もちろん、マリンと悠飛。


『おはよー、マリン、悠飛！久しぶりだね！』


悠「おー、帰ってきてたなら連絡くらいよこせよなー！」


口では不満そうだけど、その表情は笑っている。


『あー・・・マリンにはした。』


マ「おう！」


悠「ひでぇ！俺にもよこせよ！」


うん、完ぺき忘れてた☆←


『ごめんって。』


こんなくだらない会話でも、戻ってきたと実感できてすごく楽しい。


しばらくすると、始業式が始まるギリギリで、忍が来た。


『あ、忍！おはよ、久しぶり！！』


忍は立ち止まって目をパチクリ。


・・・あれ？もしかして私のこと忘れた？？←


忍「アーヤじゃん！なんでいんの？？」


『ん？帰ってきたから』←


忍「ふーん。まあいいや。久しぶりだな！」


忍の適当さというか、天然は相変わらず。


黒板に書かれた席順は、見事に私達４人かたまっていた。


なにこれ、デキすぎじゃない？←


マ「ん、もう時間だ。行こうぜ！」


『ん。』


３人と再開できて私は、すっごく上機嫌！



・・・それでも、睡魔に勝てる気がしない。←

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