21.転職先は混沌とした ページ21
sha「Aは俺の幼なじみやぞ！」
zm「いやいやいやシャオロンさん、俺が城に招待したんやから俺が案内するやんか！」
「こんな二人ほっといて僕と食堂行きましょ？」
どちらが食堂に案内するか私の部屋の前で言い合いをするシャオくんとゾム……とあとスーツの人どなた？
「あ、どうも鬱ですぅ〜。」
「あ、ご丁寧にありがとうございます。Aです、よろしくお願いします。」
sha「おい大先生！なにAにちょっかいかけとんねん！」
朝から混沌としている。食堂は昨日行ったから場所も分かるし、もう一人で行ってもいいかなぁ。
そのあとしばらく騒いでいたけれど、結局皆で行くことになった。目的地が一緒なんだからその方が合理的だ。
食堂に着いたらまず昨日のことを謝罪した。
gr「それはかまわない。ところでA嬢、幼なじみであるシャオロンと再会を果たせたということは幹部入りに問題がなくなったということだよな？」
「へ？……まぁ、そうですね。」
確かにそうだ。私が拠点を移していたのはシャオくんを探すためであって、それさえなければ拠点は一カ所がいいしなにも問題はない。
gr「よし！じゃあ今日からお前を幹部にするゾ！」
〜しばらくお待ちください〜
「えーと、……改めて、本日から開発局局長としてお世話になります、Aです。よろしくお願いいたします。」
食堂に入ってから実に一時間。
もちろんはじめは反対してた人もいたけど、紆余曲折……なんかたまに本気の乱闘もあった気がするけど、私の仕事への信用とかシャオくんやゾムによる援護なんかもあって幹部になることになった。もちろん全員が賛成ではないんだろうけど、それはこの先成果を出せばいい話だ。
役職は開発局局長。まぁほとんど今までしていたことと変わらない。
そんなわけで朝食に戻る。一時間たってパンとかは少し冷めてしまったけれど十分美味しくいただけそうだ。
「ところで私、名前すら知らない方もいらっしゃるんですけど……。」
そんなこんなで自己紹介をしてもらう。
役職は知らないから、一応総統様以外全員順番にお願いした。
tn「トントンです。書記長をしてます。分からんことあったらきいてな。」
赤マフラーの方がトントンさん。彼は私の仕事ぶりを調べて知っていてある程度信用はあったようだけれど、同時にいきなりほぼ会ったことのない人間を入れることには不安だったらしく中立を取っていた。
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続きます。
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ツネキ - お話のつなぎ方、お上手ですね…。いいな…。私の場合、文章を書こうとしても話がコロコロと変わってしまって…。それプラス話の繋ぎ方がどうにも下手くそで、へんな文章が出来上がってしまうんですよね…。尊敬です…！！ (2020年3月11日 5時) (
レス) id: b7a49d6e6e (このIDを非表示/違反報告)
こは(プロフ) - 雪兎さん» 雪兎様、応援とご心配ありがとうございます。全然無理はしていないので大丈夫ですよ！拙い作品ではございますが、これからも楽しんでもらえると幸いです*^^* (2019年12月5日 23時) (レス) id: ce808de654 (このIDを非表示/違反報告)
雪兎(プロフ) - いつもいつもお疲れ様です。これからも頑張って下さいね！応援してます！あっ、無理は禁物ですからね！お体に気をつけて下さいね？ (2019年12月5日 20時) (レス) id: 2fbdad1c3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こは | 作成日時：2019年11月23日 20時
