【銀魂】すれ違う双子兎【神威.沖田】

あ、提出物あんま終わってないや…【凛】 ページ29

神威side









俺は桜や姉の妹達を外に出して考えた






＿妹や妹の連れ(沖田)は信頼出来るか






阿呆提督は俺が海賊王になる為には正直言って邪魔。




でもそれで行き当たりばったりで殺しちゃうほど俺はバカじゃないヨ




少しは俺も考えるからネ




もし殺したら春雨の上＿天導衆も黙っちゃいないし、




って事でアイツらは今は重要な戦力。




真選組が殺した事になったら




アホ…阿呆提督殺せるし、





俺らも何も言われないだろうし、





一石二鳥って訳だヨ





と考えていたらガチャッと音がして阿伏兎が入って来た









「団長ー！明日は阿呆提督との食事会だぞ！



夜更かしもいいが遅れたら元も子のないからな！」









ほら、噂をしたら









『はいはい、今から寝るヨ』









そして俺は寝床に着いた









〜・〜・〜・〜


桜side



『マジで疲れた』









ただ今自室におります。









楓が来るし、楓が来るし！(二回目)









『でも、阿呆提督は殺せるし、借りも作ったし



今回だけは我慢しよう』









阿呆提督はそれ程まで嫌いだった



正直言って楓の数倍。









『…』









ふと、自分のデスクの引き出しの中にある写真を見た





兄と、私と、楓と。




仲良く笑っている姿





一枚だけの、家族写真。









なんで、今でも持っているのか＿





それは私にも分からない





でもそれを見たら目から温かいモノが流れ落ちていくのだ。









私はどうしようもない気持ちが渦巻き、それを隠す様に








写真をしまい寝た





ー・−・−・−


「人殺し！」








「お前ら二人は出て行け！」









…石ころなどを投げられる





私と楓はただ痛くて、それを我慢する事しか出来なかった






痛いよ、痛いよ…





ぃ…た…ぃ…









.









.









殺セ。



ー・−・−・−


『っっ！！』









…夢だった。



あの頃からずっと定期的に出て来る夢だ。




もし、あの時、



兄＿樹に拾われていなかったら＿




そう思うと今でもゾッとする。




私達の兄は、捨てられた私達を拾ってくれたのだ。

死ぬ〜テスト死ぬ〜、今回９教科とか殺す気ですか？【Ko】→←ただいま提出物が着々と進んでいる【Ko】です♪

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