【銀魂】すれ違う双子兎【神威.沖田】

ただいま提出物が着々と進んでいる【Ko】です♪ ページ28

『阿伏兎ー!!新人に仕事押し付けて私は今日は休みま…』



勢い良く部屋に入ってくる人物が一人




(はぁ〜選りに選ってここに来て初の知り合いがお前かよ…)





心の声から察する様に、入って来たのは桜





ああ〜、こいつだけは避けて仕事を済ませたかった…




「最悪…」




『はぁ？！それはこっちのセリフだし！っていうか文句あるならあのアホ…阿呆提督に言ってくんない？』



私は突っかかるように桜に怒鳴った




『取り敢えずここにいる奴全員殺す』



はぁ？！気ィ短過ぎだろ！






「え、俺も!?」




あっ御愁傷様です。阿伏兎さん




『よし、殺「さないヨ」



…神威』



あっ、いつの間に居たんスか？






『えーっと、事情はバレたけど、皆さん阿呆提督を暗殺することに反対では無いみたいなので、協力していただきます』






「まーた自分から借り作ってるよ」





桜がめんどくさそうに頭に両腕を組んで言った





『ヘェ〜、そんな事言っても良いんだ、阿呆提督を殺すことは桜へのセクハラが終わる事なんだよ




協力




してくれるよね』






「グッ…」



ほほう、あの提督、かなりの奴だな





あの桜にこんなに表情を歪ませるなんて





「俺たちの部屋はどうするんでィ」





よく、この状況で言えるよね、今情報収集に手ェ焼いてるのにさ




「これを見て」




神威が船の表面図を広げてきた




「ここが俺の部屋で、ここが桜の部屋、君たちには桜の反対側の俺の隣の部屋に楓と彼、二人で住んでもらうからネ」




「あれ？其処は俺の部屋なんじゃぁ…」



「阿伏兎は空き部屋でいいだろ


こいつらが裏切った時に、俺たちが挟んでおけば簡単には逃げられないからネ」






成る程、アホ毛の割りには頭冴えてるじゃん






『異論ありません』




私は堅苦しく言った





「言っとくけど、ここでは私は上司なんだからね」




桜は両腕を組んでフフンっと鼻を鳴らしていた







こいつ…調子に乗りやがって…

あ、提出物あんま終わってないや…【凛】→←テストなんて…【凛】

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