とある日の帝王様*(リクエスト) ページ13
今日は薮ちゃんは1日オフなんだけど、俺は1日仕事。
今日はすごく疲れたし、たまには甘えに行ってやってもいいかなぁっと!
「ただいまぁー!」
「…おかえり」
らしくないとは思うけど、自分から抱きついてみた。
「…涼介」
「何?…っんん!?……ふ、んぅ…///」
立ったまま何してるのさ!
マジでどういうつもり?
「…っやめろ!」
思いっきり押したら離れる体。
……今気づいた。コイツ、今日はおかしい。
いや、ある意味これがコイツの本来の姿だ。
どうやら今日は帝王モード解放日らしい。
「…へぇ…抵抗するんだ……そんな涼介にはお仕置きが必要だな」
「こ、宏太?……どうしたの?」
何かあったのかな。
急に帝王モードが解放されるなんて……
な〜んて、考えてる余裕はなく。
手を引かれて寝室に押し込まれた。
「…っなぁ宏太!」
「うるさい。黙れ」
ベッドまで連れてかれて、当たり前のように押し倒される。
……結局こうなるのか。
再び降ってくるキス攻撃。俺の抵抗力を徐々に奪ってくる。
普段は不器用な癖にこういう時だけ本当に器用。
片手で俺の手を抑えながら、もう片方の手でボタンをプチプチと外していく。
そしてこういう時の宏太のお気に入りスタイル。
ボタンを開けるだけ開けて、そのままにしとく。
本人曰く脱がさない方がずっといいらしい(笑)
「…っぷはぁ……はぁはぁ…んん!?」
もう……しつこい!
……こうやって心の中では毒吐きまくってるけど、実際、すごく気持ち良くて、とけてしまいそう。
「…ふふっ涼介、とけてるじゃん」
「…ふぇ?//」
「大人しくしてろよ?」
そう言って取り出してきたのは、もう何度も見てきた手錠。
いつも通り、ベッドの柵と固定させて、イヤな笑顔を浮かべる。
「涼介、今日は新しいのにしてやるよ」
新しいの?また買ったの?
…そんなことに金使わないで欲しいなぁ……
「ほら、見ろよ。たぶんお前が使ったことのあるやつのどれよりもデカいよ」
……本当だ。やたらでけぇ……
こんなのが入るなんて想像出来ない……
「…慣らさなくていいか」
「え、!ちょっ…待って!そんな大きいの入んないから!ちゃんと慣らして!!」
「はぁ……」
ため息をつきながらも結局は慣らしてくれる。
「っあぁ!」
ただ、頼むからいきなり差し込むのはやめてくれ。
ちょっと痛いし、びっくりした。
「さて、どこだっけな?お前のイイトコロ」
「っ、…あ、しらね…よ」
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よしりん(プロフ) - るちさん» ヾノ≧∀≦)イエイエ! あいよ〜、!帝王様×ツンデレって最高すぎる笑 (2019年8月12日 11時) (レス) id: a57dd735da (このIDを非表示/違反報告)
るち(プロフ) - よしりんさん» ありがとうございます!お盆休みが終わり次第、更新できる予定なので少しだけお待ちください(笑) (2019年8月12日 10時) (レス) id: f268181383 (このIDを非表示/違反報告)
よしりん(プロフ) - るちさん» よっしゃ← えっと、山田様が家に帰宅すると帝王様が急に深い方のキス始めて、それに山田様は抵抗するが帝王様には抵抗出来ず、抵抗した罰として拘束&放置プレイをするって感じで← 語彙力ない!ごめん! (2019年8月12日 0時) (レス) id: a57dd735da (このIDを非表示/違反報告)
るち(プロフ) - よしりんさん» もちろんです!← (2019年8月12日 0時) (レス) id: f268181383 (このIDを非表示/違反報告)
よしりん(プロフ) - るちさん» ありますよ、!(一応?)裏系でおけ? (2019年8月11日 23時) (レス) id: a57dd735da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るち | 作成日時:2019年8月6日 8時