ごめんなさい ページ36
「…………すみませんでした」
雄「え？何が」
「聞いては行けないことを聞いてしまいました」
雄「まぁ過去のことだからいいんだけどね」
想像はしてたが、慧様ってやっぱりヤバい人なのか
うん、わかってたよ？さんざん聞いてたし。
…でも、どこか納得いかないところがあった。
いつでも俺に優しい慧様だから。
そりゃあ、ちょっといじわるな時もあるけど、
いつも俺を気づかってくれてるのもわかるから。
まさかここまでとは……
雄「あ、慧様のこと、嫌いになるなよ？」
「…え？」
雄「慧様な、お前が来てから少しだけ、
穏やかな表情になったんだよ。
宏太様もそう言ってたし、どこか幸せそうなんだ」
「慧様に、何もしてあげられてないのに…」
雄「ただ傍にいるだけでいいんじゃないの？
慧様はたぶん、それを求めてるんだから」
やっぱり雄也さんには叶いそうもない。
2人の中には特別な絆があるんだ。
それ以上に、雄也さんが慧様をしたってるからか。
「…雄也さんは、どうして慧様をそこまで思うのですか…」
雄「…1つはただの恩義だと思う。
俺を助けてくれた人だから。恩には報いる。
それは当たり前だと思ってるから。
あとは…慧様が寂しそうだったから、かな」
「寂しそう…？」
雄「こんなこと言っていいのかわからないけど、
慧様はいつもどこか満たされない顔をしていたんだ」
「慧様、が……」
雄「どこか悲しそうな目をしている慧様を
放っては置けなかったんだよな。
慧様があんなに穏やかに寝息を立てるのは
お前が来てからだと思うよ」
慧様が……満たされてなかった？
俺がいるだけで、慧様が変わった？
なんで……？なんで慧様は…？
雄「山田、頼むから、慧様から離れないでやってくれ。
慧様はお前の存在が支えになってる。
辛いかもしれないけど、できる限り助けるから、
慧様を守ってやってくれないか」
「…もちろんです。俺は慧様の執事ですから」
慧様の近くにいるだけで、何かが変わるなら……
俺は慧様の支えになりたい。
俺だって、慧様に支えてもらってるんだし。
過去の慧様がどんな人だったのかは、わからない。
でも、今の慧様に笑顔になってもらうことなら
俺はいくらでも出来る！
「雄也さん、今日はありがとうございました！
もうそろそろ慧様の所に戻りますね」
雄「あぁ。慧様をよろしくな。がんばれよ」
「はい！」
気づいてるよ（けい→←雄也さんと慧様(ゆーや（リクエスト）＊
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るち(プロフ) - けーとせーばーさん» ありがとうございます。個人的に雄也くんは執事に1番向いてる気がして……気に入っていただけたならよかったです (2019年8月7日 7時) (
レス) id: f268181383 (このIDを非表示/違反報告)
るち(プロフ) - ちょこみんとさん» ありがとうございます（笑）むせすぎてのど痛めないようにしてください（笑） (2019年8月7日 7時) (レス) id: f268181383 (このIDを非表示/違反報告)
けーとせーばー - 更新楽しみにしてます！雄也坦なんですよ！だから、普段こんな雄也くんは見られないので、見られて嬉しいです (2019年8月7日 6時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこみんと - 更新頑張ってください！伊野ちゃん推しなのでこうゆう作品を見ると、むせてますw((ｺﾞﾎｺﾞﾎｺﾞﾎ (2019年8月6日 23時) (レス) id: fc7224b334 (このIDを非表示/違反報告)
よしりん(プロフ) - るちさん» はい！ 待ってまーす (2019年7月29日 21時) (レス) id: a57dd735da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るち | 作成日時：2019年5月5日 23時
