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・* ページ50

俺が抵抗出来ないのをいいことに、今度は下にまで手を伸ばしてきた。

やだやだやだ。こんな奴に触られたくない。

それならまだ…アイツらの方がいい。

コイツはやだよ…気持ち悪くて、悔しい。

山「んぅ…!ん、んんっ…」

ス「気持ちよさそうだね…早く僕も気持ちよくして欲しいな…」

知らねーよ。あんたなんてどうでもいい。

さっさと満足して帰れよ…

ス「ほら、見て?僕の、こんなに興奮してる……」

脱いで見せつけてくるけど、気持ち悪くて目を逸らした。

ス「いいよね?今日だけ……」

は?待って、それを入れる気?

やだ。ふざけんな。こんな奴に……!

山「んー!んん、んー!」

じたばた暴れても、上からの力には勝てない。

ス「…全く、学習しないなぁ……」バシッ

今度はさっきより強く叩かれた。

ああ、もう受け入れるしかないのか。

せめてもの抵抗に、と固く目をつぶって男を見ないようにする。

足を閉じても、無理矢理開かれてしまった。

もう、諦めるか……と思ったその時だった。

薮「…うちの涼介になにしてんの?」

ス「薮宏太!?なぜここに……」

薮「涼介の帰りが遅いんでね……」

あのひょろひょろの体で大丈夫か心配だったけど、思いっきり突き飛ばして、俺を救い出してくれた。

薮「よし、証拠写真も撮ったし…あんた、二度と外の光を浴びられないって思っとけよ」

涼介、行こうかって優しい瞳を向けられて、力の抜けた俺を抱えて、楽屋まで連れてってくれた。

薮「大丈夫か?涼介……ごめんな」

山「ううん、ありがと…でも…やっぱりこれは二度としないで……怖かった…」

薮「ああ、約束する」

山「じゃあ、あの……もう一個だけ、お願いしていい?」

俺を抱きしめて膝の上に乗せたまま、ソファに座る薮ちゃん。

そんな彼の首に手を回して、肩に顔を埋める。

山「あの人に触られて……気持ち悪かったの……だから、…だからさ、薮ちゃんに…消毒、して欲しいな……?」

薮「…!ふふっお望みのままに」

普段は優しさなんてないのに、今日だけはとろけそうなぐらい甘くて優しかった。

全てを上書きしてもらって、ようやく、解放された気がした。

山「薮ちゃん」

薮「何?」

山「ありがと…大好き」




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この作品もいっぱいになったので移行します!

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るち(プロフ) - 茶さん» リクエストありがとうございます!了解致しました (2019年8月27日 18時) (レス) id: f268181383 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございます!けいとくんとても可愛かったです!続けてなのですが、けいとくんがBESTにお仕置きされているところに、裕翔くんが居合わせて巻き込まれてしまうお話が読んでみたいです。よろしくお願いします! (2019年8月27日 18時) (レス) id: e7387b985b (このIDを非表示/違反報告)
るち(プロフ) - くーくさん» リクエストありがとうございます!了解致しました (2019年8月27日 18時) (レス) id: f268181383 (このIDを非表示/違反報告)
くーく - 初めまして。リクエストお願いします。山田くんが体調が悪かったのにBESTに襲われてガチ泣きして、さすがのBESTも反省するっていうのが読みたいです (2019年8月27日 17時) (レス) id: 6111dd7ae4 (このIDを非表示/違反報告)
るち(プロフ) - ひめさん» リクエストありがとうございます!了解致しました (2019年8月27日 17時) (レス) id: f268181383 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るち | 作成日時:2019年7月6日 13時

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