空を見上げて何を思う? hsj

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まるで、時間が止まったように感じた。



日曜昼間の人通りの多い

ショッピングモールでの奇跡のような再会。





涼「Aちゃん?」

知「え、あの?」

裕「嘘。。。」




あ「やっぱりそうだよね!

涼介君・ちぃ君・ゆーと君でしょ!」



私は嬉しすぎて少し叫んだ。





でも三人はちっとも嬉しそうじゃない。



そしてナゼかあたりを

顔をしかめてみまわす。




つられて周りを見回すと

いつの間にかたくさんの人がいて、


ざわついていた。





「ねえ、あと人たちジャニーズじゃなかった?」


「本当に!?」

「新しいドラマの撮影場所、ここから近いんだって。」

「じゃああの子も出演者なのかな?」

「そうなんじゃない?可愛いし」





何のことかさっぱり分からない。





どらま?

じゃにーず?

しゅつえんしゃ?



なぜか固まっている涼介君だと思われる人。



あ「あの、」


涼「お前ばかだろ。」




私の言葉をさえぎって





知「今さら何?」




彼らが発した言葉には



裕「また僕らに何かする気?」



意味は分からないけれど






涼「早く逃げるぞ」





怒りや悲しみが感じられた。

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