バイバイ、山 ページ10
なんやかんやあって五歳になった
呼吸も覚えた
なんか強くなったし鬼とも会った
大体2、30匹程は倒していると思う
そろそろだと思うんだよな
ん?
なにがって?
原作キャラに会うことだよ!
なんだよ
五年たってんだぞ?
狭霧山かと思ったけど違うし
ただの山だったし
原作キャラどころか人にすら会っていない俺ら
つまり、五年間一輝と一緒だった
地獄か
いや、楽しかったが、そうじゃないんだ
何で鬼滅の刃の世界にきたと思っているんだ
というわけで
今から山をでようと思う
さようなら、五年間ありがとう
お前のことは忘れない
特に木夕舞木
今は身支度を整えている
刀と、非常食
ちなみに刀は森の中に落ちていた
どうせアマトが用意してくれたものだろう
異常なほどにきれいだったし
「なあなあ隼人ぉ、原作キャラに会いに行くことは分かったんだけど
誰に会いに行くの?」
決めて無かったわ
そうだ
「ここにあみだくじがある。お前が選べ」
「やっべー!あみだくじできめんの?じゃあじゃあ!これ!」
ちなみに選択肢の中には
・鱗滝さん
・産屋敷家
・煉獄家
・その他ぶらぶらする
の4つがある
一輝は何を選んだのか…
線をたどっていく
「やっべー!やっべー!ちょーやっべー!推し引くなんて俺すげー!」
はい
煉獄家でした
うんまぁ産屋敷家よりはいっか
いく前に柱に殺されそうだし
個人的には鱗滝さんと会いたかった
「もういく?いこうよ!」
はーやーく!とせかしてくる一輝
お前のこと待ってたんだからな
「場所!場所分かんの?煉獄さんの家ってどこだろね!!」
そうだった
今いるところすら分かんないのに
何であみだをやろうとしたのだろうか
・・・まずは、情報収集からだな
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「一輝って煉獄さん推しなの?」
「うん!かっけーじゃん!よもやよもや、ってな!
ちなみに隼人の推しだれ?」
「無一郎、無口だし気があいそう」
「へー!かわいいよな!でも記憶取り戻してからは
笑うようになったじゃん!」
「静かだからいい」
「?そっかー!」
ーーーーーーーーーーー
「アマト、刀まで用意してくれてありがとな」
「え?刀ってなんのこと?」
「え」
「え?」
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作者名:he | 作成日時:2020年6月27日 23時