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ギ｢貧血だね。
安静にしてれば大丈夫だと思うけど……最近多いなあ。
コマンダーはどこも怪我してない？｣
コ｢俺は平気｣
ドクターと一緒に床に倒れた俺は椅子も巻き込んでしまい、かなりの音を立ててしまったから少し離れたところにいたギークが飛んできた。
その場の状況を見て、すぐに察してくれたおかげで今ドクターは診察室のベッドで眠っている。
顔色はかなり悪いけど。
ギ｢点滴が出来ればねえ……｣
ベッドの横に椅子を置いて、そこに座ったギークはさらりとドクターの髪を撫でてため息を吐いた。
ドクターの場合、点滴をすると薬の副作用で気分が悪くなってしまうから貧血の時は時間の経過で治していくしかない。
コ｢最近多いってさっき言ったけど、｣
ギ｢ああ…うん。
ドクターには黙っててって言われたんだけど、ここ最近慢性的な貧血症状であんまり疲れが取れてないみたいなんだよね。｣
コ｢黙ってろって、なんで｣
ギ｢みんな長期任務とかで忙しくしてたから余計な心配かけたくなかったんでしょ。
自分は隠し事するなって言うのに。｣
眉間に皺を寄せて、時折苦しそうに唸るドクター。
こんな状態だったのに全然気付かなかった……いや、気付けなかった。
長期任務は確かに肉体的にも精神的にもきつい。
だから、他人を気にかける程の余裕はあまりないのは仕方がないと言ってしまえばそうなのかもしれないけど……
コ｢辛いのに俺らのせいで……｣
ギ｢まあまあ、そう気に病まないで。
今回はお互い様ってことで……ね。
出来れば二度とメンテナンスはサボらないで欲しいけど｣
コ｢……ごめん｣
ギ｢あはは。ジョーダンだよ〜｣
目を細めて笑ったギークが立ち上がって、俺の背中を押した。
ギ｢ドクターの目が覚めるまでここにいてあげて。
オレは放ってきたファルコンJr.のところにいるから｣
コ｢……おう｣
よろしくね、と俺を椅子に座らせてギークは手を振って部屋を出て部屋の奥へと消えて行った。
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hs07810___lx(プロフ) - 2のパスワードがわからないです😭数字ってなんでしょうか (8月2日 13時) (
レス) @page50 id: ee8e4e6178 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみん - リクエストって受け付けてますか？ (2022年4月17日 22時) (レス) id: e9f6dca195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tom | 作成日時：2022年1月30日 16時
