・(過去編) ページ7
侑李side
｢うわぁ…こんな部屋あったんだ｣
？｢ごめんね…こんなところまで運んで貰って｣
裕翔｢いえいえ全然。それより体調大丈夫ですか？｣
？｢うん。だいぶとまっしになった。君たち1年？｣
裕翔｢そうなんです。先輩ですか？｣
大貴｢うん。2年の有岡大貴、今日はもう帰るしと思っていつも飲んでる薬飲まなかったんだよね。そしたら体調悪くなって、ごめんね｣
ゆーてぃと先輩が会話しているのを小耳で聞きながらこの埃っぽい殺伐とした、けれどどこか懐かしさのあるサークル室。なんのサークルなのか気になった。
｢ここって｣
大貴｢あぁJUMPっていうサークルなの。なんか人助けみたいなボランティアみたいなそんな感じのサークル。俺以外に4人いるよ。全員3年だけどね｣
裕翔｢へぇ〜面白そう、｣
大貴｢少しでも興味あるなら明日たぶん他の人もいると思うから見学に来ればいいよ。あっその時は今日俺が体調悪かったっていうのは内緒ね？｣
それから話はトントン拍子。
言われた通り次の日見学に行けば大歓迎をされ、そのまま興味本位でサークルに入ることになった。
宏太｢大ちゃんよくも2人も連れてきてくれたね｣
大貴｢たまたまね、ふたりと話す機会があってね？｣
裕翔｢そ、そうなんです！有岡先輩から話聞いて｣
光｢そんな硬くなんなくていいよ？敬語もなし、呼び方ももっとフレンドリーに！ね？｣
その後有岡先輩がこんなにサボり魔で�睫收菁擇�真面目だってことに気づいて、見た目のギャップに驚いた。
｢人は見た目によらないか……笑｣
END
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作者名：小春 | 作成日時：2024年3月16日 0時
