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大貴side
「話が違う」
【なんのこと？】
「いのちゃんが悲しむことはしないって…だから俺はあなたたちに力を貸したんだ」
【大貴？あなたが今ここに居るのは誰のおかげ？親が居なくなったあなたをここまで育てたのは誰？ちょっとした親孝行じゃない】
それを言われてしまってはなんにも言い返すことはできない｡事実だから。
「だけど伊野ちゃんや伊野ちゃんの大切な人を悲しまさたり傷つけるのは間違ってる」
【もういいのよ、あんたは黙ってその綺麗な血を私にくれれば】
「痛い…」
手元に置いてあったカッターで腕を切られる。そこから流れる血…あぁこんなものがあるから俺は
【あなたの血は特別｡この世でたった1人…私は好きよあなたのことが慧よりも】
どうにか�睫擇侶錣鯡気�して欲しいとお願いしに来たのに多分無理だと親父さんに会ってないのにそう感じる。
「そんなの嬉しくない。もう血はあげない。もう会わない｡もうあんたなんて死んでしまえ」
元々1人だった身、今更1人になろうとなんでもない。
「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…」
【あら？今日は薬飲んでないのかしら？苦しいわね】
忘れてた。いのちゃんのことで頭がいっぱいで薬のこと忘れてた
【今は慧は居ないわよ？笑 あらあら可愛らしい顔が苦しみに悶えるのすごく美しいわね｡綺麗】
【言っておくわ｡あなたは私達から離れられない｡慧人は慣れたとしても｡】
だんだんと呼吸が苦しくなる中、高々に笑う声を背に部屋を抜ける｡そんなことどうだっていい｡�睫擇發い里舛磴鵑眈个辰討い突澆靴�｡俺のせいでこうなったんだから｡
死ぬ前に俺にしかできないこと
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作者名：小春 | 作成日時：2024年3月16日 0時
