妖精が壊れた世界-2 (ページ19)

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宏太side

光「はは笑そうだね。大ちゃんの言う通りだ。俺頑張ろっかな…みんなにもお願いしていい？」

涼介「もちろんです！」

ちらっと大ちゃんと目が合えばにこにこ笑顔でこちらにピース。はぁ大ちゃんにやられたなこれ笑

大ちゃんもだけど伊野尾も雄也も俺が光よりも不安を感じてるのはバレてたんだろうな…だから本当は俺が光の背中を押さないといけないのにその役割を任せてしまった

侑李「宏太」

「ん？」

侑李「宏太も不安なんでしょ？ふふ笑ばればれ…大丈夫だよ。年上組だけじゃなくて年下にも頼ってね？たぶんみんな気づいてるよ」

「そっか…ありがとう」

そこそこっと小声で話してくれた侑李。みんなちゃんと見てくれてたんだなって嬉しくなった。

涼介｢とりあえず警察には連絡してれてた方がいいですよね。なにかあった時動いてくれるかもしれないですし、、これは光くんからの依頼ってことでいいですか？｣

光｢うん。俺からみんなへ依頼する。俺とお母さんの縁を切るのを手伝って欲しい。もう過去に囚われた人生は嫌だ。俺は俺の人生だから俺がしたいことをして行きたい。だからお願いします｣

｢俺からもお願いします｣

侑李｢2人して何簡単に頭下げてんの？笑そんなことしなくなって僕らが少しでも2人の力になるなら手伝うよ。2人にはお世話になってるしね｣

慧｢なんか薮と光がネガティブモードなの萎えるよね〜笑よし、これからの事は明日考えよ！とりあえず髙木の家のお風呂入りたい！めっちゃ広いんだよ｣

雄也｢はは笑喜んで貰えて何より笑有岡くんうちのサウナ前回来た時よりもパワーアップしたんだよ｣

大貴｢うそ！サウナサウナ｣

俺らの頼み事なんて全く気にしてないぞと言わんばかりにお風呂お風呂と騒ぎだした。これはみんななりの気遣いなんだろうけど…笑そんな光景がなんだかすごくありがたくって微笑ましくって隣にいた光とこっそり目を合わせて笑った