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光side
侑李「宏太がひかの過去を知ってるっていうのは何となく分かったけど、なんでいのちゃんや雄也、大貴もひかの過去しってんの？3人には前に話したことあったの？」
慧「実は光のお母さんがこうして光のことを迎えに来ようとするの俺が出会ってから二回目なんだ。去年も1度あったんだよ」
侑李「そうだったんだ」
雄也「あの時有岡くんがめっちゃ怒ってて、びっくりした」
大貴「あのおばさんめっちゃムカつくんだもん。ひかが見るからに嫌がってんのに無理やり連れていこうとするんだよ。親だからって子供に何してもいいって思ってる親本当に嫌い。」
「ありがとう。大ちゃん」
大貴「いや、俺はひかのためにじゃなくて本当にああいう人が嫌いなの」
いつもは俺に悪態ばっかついてくるくせに…頭そうやってかくの照れ隠しだって知ってるよ
侑李「どうするべきかだよね。」
大貴「こればっかりはひかがきちんとあの人に自分の気持ちを伝えるだけだよ。周りからこれだけ言われてるのになんにも分かってないんだもん。ひかがきちんと向き合うしかない」
「そうだよね……分かってる」
分かってるんだけど、それであの人がまた薮のお母さんみたいに誰かの命を奪うなんてことがあればもう俺は生きていけない…それが怖い
慧「まぁみんながみんな大ちゃんみたいに何でもかんでも言えるって訳じゃないからね〜笑 光、大丈夫だよ。無理なら無理で。なんのために俺らがいるのさ。光から俺らに依頼してくれていいんだよ。母親との縁を切りたいって」
「縁を切る…」
裕翔「そうだね。光くんのお母さんそれだけ逮捕歴があれば警察も司法であったり色々使って光くんをお母さんから守ること出来ると思うよ」
雄也「依頼してくれたらサークルとして警察とも連携出来る。」
「でも俺…また親のせいで誰かを失うなんてことになったら耐えられない」
大貴「ひかさ…バカじゃないの？あっ元々バカだったか」
「は？」
大貴「死ぬわけないじゃん、そんなので。そもそもなんで俺らが死ぬ前提なわけ？そんな簡単に死ぬわけないでしょ？何されようと俺らはそんな簡単に死なないって」
当たり前のように言う大ちゃん…ふふ笑 なんか元気もらった
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作者名：小春 | 作成日時：2024年3月16日 0時
