妖精が壊れた世界-2 (ページ16)

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雄也side

【雄也様薮様がお見えですがお通ししてもよろしいですか？】

「うん。お願い」

薮くんと光くんはもちろんだけど、有岡くんと伊野尾くんもこの状況にすごい危機感持ってるんじゃないかな

光「薮！」

宏太「雄也ここまで光達のことありがとう。とりあえずあの人には今日帰ってもらった。でも俺らの場所はバレてるし、次は多分光に直接会いに行くと思う」

「そうだよね…」

慧「あのさ、3人には話さないの？みんなわけわかんなくてぽかんとしてるけど」

3人ともすごく気にはなっているだろうけど、無理に聞こうとしない。優しい子たちだと思う

光「ごめんね、3人ともわけも分からずこんなことになって。」

裕翔「いや、気にしないで。大丈夫だよ」

光「話す。みんなに聞いて欲しい。…いいかな」

涼介「僕達は光先輩がいいなら」

光「薮もいい？嫌なこと思い出させちゃうかもしれないけど」

宏太「光はそれでいいんだな。光がいいって思うなら俺はなんでもいい。何があっても光もだし、ここにいるみんな絶対に守るから。」

「ふふ笑かっこいいな、薮くんは。そしたらさ今晩はみんなうちに泊まりなよ。お家に連絡しな？俺もみんなの分の晩御飯とか準備してもらうようにするね。」

大貴「えっ！いいの！俺あのベッドで寝ていい？」

「どうぞ。光も薮くんもその方が安心でしょ？」

もちろん光くんと薮くんを思っての事だけど、俺自身も最近なんだか寂しいから。みんながいてくれた方が安心する。