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裕翔side
「俺は彼の気持ちに一切気づかなかった。勝手に相棒だとか親友だとか言って傷つけてた。苦しめて、彼は俺が殺したようなもの」
もっときちんと向き合って彼を見てあげれば違う未来に彼は生きていたのかもしれないのに
涼介「それは違うんじゃない?…いや、俺には分かるわけないんだけどでも彼は裕翔のそばに居れただけで幸せだったと思うよ。もちろん彼が裕翔に思いをぶつけて2人とも幸せになれたらそれが一番良かったんだろうけど。でも最後まで裕翔の相棒として親友として生きれたのは幸せだったと思うよ」
「やまちゃん…」
侑李「ゆーてぃが殺したわけじゃない。彼は彼自身で決めたんだよ。ゆーてぃがそう思うこと彼も望んでないんじゃないかな?」
「うん、、ありがとう…」
光「ちょっと泣くなよ!笑」
「俺もともと人の気持ちを考えるとかそういうのが苦手だから、また誰かを傷つけてしまったってずっとずっと思ってたから、みんなのその一言で気持ち楽になった。ありがとう」
小さい頃からそうだった。みんなが冗談でいじってきたことも冗談だと受け入れずに悪口だって思って勝手に怒ったり、誰も笑ってない時に先生が言った一言が俺だけにハマっちゃって大きな声で笑ったりとか…今はそんなこと減ったけど、人との関わり方が俺には分からなかった
「みんなは俺といて嫌だなって思ったことない?あったら言ってね、治すから…もう誰も失いたくない」
宏太「それも裕翔の個性だよ。もちろん裕翔がこれは治したいって思うなら治せばいいし、協力する。でも俺らは裕翔に出会ってなら1度も裕翔のことを嫌だとかそんなこと思ったことないよ。裕翔は裕翔だから。大丈夫!裕翔はすごくいい子だよ、自信もって!!…まぁそんなネガティブな裕翔も俺は好きだぞ」
慧「出た薮の青春おじさん、裕翔言ってやれ」
「もう本当に無人島の青空の下で寝てろ!笑」
みんなのこと一言で彼と一緒に少しだけだけど前に進めたような気がする。彼は死んでしまったけど俺の中でずっと生きてるし、ずっと大切な人だよ
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作者名:小春 | 作成日時:2024年2月22日 22時