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侑李side
「僕自身こんな人生を送ってきたからさ、翔くんや実くんも家族に…大人を憎んでても可笑しくないなって。泊めてくれた人が自分の家に帰してくれなかったら裏切られたんだって思い込んで火事騒動を起こしててもおかしくないのかもって」
宏太「でもそれは侑李とか雄也の想像の話だろ?本当にあんなちっさい子がそんなことできるのか」
大貴「やけど」
宏太「へ?」
大貴「実の怪我のほとんどがやけどだった。しかも最近できたようなものばかり。両親に最近会ってないのに火傷ができるのは変だと思わない?」
雄也「薮くんごめんね?俺らも初めはそんなことするわけないなって…自分たちでやってるかもって答え出しといてなんだよって思うかもだけど笑 だからこそ俺と有岡くんで2人の怪我の状態だったりここに来るまでにどこに泊まってたのか、どう暮らしていたのか色々調べたの。だからこそ2人がやった可能性が高いってそう思ってる」
光「でももしそうだったらどうするの?」
そう。そこ。2人がもし僕の仮説通りのことしているのなら許されることでは無い。許してはいけない。そう分かっているんだけど、僕は常に救ってもらってきた人間だから誰かを救うなんてことはできないし、そんな資格はない
涼介「…ふたりと、翔くんと実くんとしっかり向き合って話す。2人がもししているのであれば正しくないよって教えてあげなきゃいけない。この世界はそんなに残酷じゃないよって。それができるのは知念だけだよ」
「僕が…」
涼介「2人の気持ちを本当にわかってあげれるのは知念だけでしょ?だから2人と向き合って正しい世界に戻してあげるのも知念にしかできない。」
慧「でも証拠がないとやっぱり厳しいよね〜。その辺はなんか考えてんの?」
「…たぶん2人が次火事を起こすならばここJUMP室だと思う。ここに来た時願いを叶えてくれるって言ってたから。でもそれを叶えることができないってなればたぶん2人は裏切られたんだと思ってやると思う」
できるのか…僕が2人を
光「知念…そんな追い込まなくてもいいんだよ。とりあえずなんとか俺らがするし、知念は2人のことを考えてて?山田が言ったように2人の気持ちはきっと知念にしか分からない。俺らはできるって信じてるよ」
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作者名:小春 | 作成日時:2024年2月22日 22時