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光side
薮が依頼を引き受けると行った日から俺らは各メディアや天狗について調べ回り得た手がかりはひとつ
「ここか……随分遠かったな」
ある雑誌が天狗の子に取材をしたというもの。そこには天狗の子の住所やらが載っていて得た情報はそれくらいしか無かったからとりあえずそこに行こうということでみんなできた。いや、伊野尾と大ちゃんはどうしても抜けれない用事があると言って来てない
涼介「でも随分と立派なお家ですよね。お城みたい」
雄也「でもこんなに立派なのに雑草はぼーぼーだし、外壁も禿げてるところもある。多分もう誰も住んでないんじゃないかな?だってその雑誌の記事って17年くらい前のものだよね」
裕翔「だったらもう誰も住んでないかもね」
宏太「とりあえず中入ってみるか。あっ、警察には連絡して許可取ってるから大丈夫だよん」
変なところ用意周到だなと思っているとどうやら知念も同じことを思ったみたいで目が合った
裕翔「おじゃましま〜す…うわっ綺麗なお家だ」
涼介「本当だ。今でも誰か住んでるみたい。そのくらい綺麗」
侑李「でもやっぱり人は住んでなさそうだよね。物もなんにもないし」
「ねぇなんか落ちてる。なんかの郵便物の切れ端だ。ちょうど名前のところで切れてる」
雄也「伊だけ見えてるね。伊藤さんとか?これだけじゃ全然手がかりになんないね」
宏太「まぁ天狗の子が住んでた家を見つけれたんだからそれだけでも成果になるでしょ。俺らのスタンスはちょっとしたお手伝いだからさ」
「いつも犯人逮捕とかしちゃうくせによう言うよ」
侑李「それ以上見てもなんも出てこなさそうだし、もう帰ろ?宏太、報告書書かなきゃでしょ?」
年下に諭される年上。なんか薮らしい…
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作者名:小春 | 作成日時:2024年2月22日 22時