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侑李side












「えっなにそれ天狗の子?」









宏太「そう。どうやら未来予知が出来る子なんだってさ」









宏太から依頼があったということで招集を受けた僕ら。でも今回の依頼難易度高すぎて、僕自身理解が追いつかないんだけど








慧「あっ、山田の推理当たってんじゃん!」











大貴「山田の推理?」











裕翔「そういえばやま妖怪好きだもんね。なんか心当たりあるの?」










大貴「妖怪好きとかお前変わってんな」










涼介「妖怪が好きな人なんてこの世にたくさんいます!希少種みたいな言い方しないでくださいよ」









「で、涼介の推理って?」








涼介「天狗って凶事を知らせる流星っていう意味らしいんです。流星って空を走るように流れるじゃないですか、空=天 流れるように走る=狗(犬)これで天狗になったっていう話が中国から伝わっています。でもこれは本当に昔のことで、日本ではほとんど天狗は山の神などと言われているみたいですよ」








宏太「凶事を知らせるだから未来予知で天狗の子ね」










そんな子居ないでしょと思いつつ、この依頼を受けるか受けないかは宏太の判断だし僕に決定権は無し。でもそんな子が居たらテレビとか雑誌とかメディアが黙ってないような来がするんだけどな。







光「薮これ受けるの?断る?」









宏太「まぁ実際に居るかどうか確かめる、調査するだけだから受けてみる?そこまで難しい依頼じゃないし」







裕翔「薮くんが言うなら受けるけど、でも天狗の子ってだけで手がかり少なくない?」







雄也「メディアとかで有名になってたりしないのかな?」






「ちょっとでも情報掴めるように片っ端から調べるか」








僕の一言で面倒くさそうな顔をしたのが2名







「伊野ちゃんと大貴もやるんだよ!」

・→←天狗の子



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作者名:小春 | 作成日時:2024年2月22日 22時

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