天狗の子 ページ13
涼介side
「えっ！伊野尾先輩！？」
慧「山田も取ってたんだ、民俗学」
「まぁ…」
後期が始まって1番1番楽しみにしてた授業なのによりによって伊野尾先輩と一緒だった。せめて�睫收菁擇箸�が良かったな
慧「なに？怪奇現象とか好きなの？」
「いや、俺が興味あるのは妖怪とかそういうので」
慧「へぇイケメンでも変な趣味持ってるんだね」
「それは俺の悪口ですか？それとも妖怪への悪口ですか？」
慧「どちらでもないよ」
当たり前のような顔をして俺の隣に座った。確かに民俗学なんてコアな授業すぎて同じ教室にいる子も少し変わったような子ばかり
慧「山田妖怪好きならさ知ってる？天狗の子って」
「天狗の子ですか？」
慧「やっぱり知らないか。昨日薮のところに依頼が来たんだよ。天狗の子に会いたいって」
「なんですかその依頼…気味悪いですね」
慧「薮が依頼主の子から詳しく話聞いたみたいだから今日サークル室集合ね？」
「はい、わかりました」
慧「でもさ天狗の子ってどういう意味なんだろ？」
「確か天狗って中国では凶事を知らせる流星っていう意味らしいです。まぁそう考えると予知能力ができて、悪い出来事を予知できたりするってことじゃないですか？」
俺がそこまで言うと伊野尾先輩の顔をニヤニヤしてる。あんたが聞いてきたんだろとも言いづらい
「なんですか」
慧「いや山田も�睫撻織ぅ廚覆鵑世覆辰董�
「�睫撻織ぅ廖�」
慧「何でもかんでも推理しちゃうの。まるでどこかの探偵さんみたいにね。」
「�睫收菁攷簍�とかするんですね」
慧「あの見た目でって思ったでしょ？まぁ確かに勉強は得意じゃないけど、何故か推理は得意なのよ。�睫擇凌簍�外れること滅多にないし。山田はどうかな〜？インチキ探偵？」
伊野尾先輩って有岡先輩と違って違うベクトルでイライラさせてくる。なんだろこの2人。いつも一緒にいるし、似てるんだろな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 110人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小春 | 作成日時：2024年2月22日 22時
