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宏太side
















涼介「でもこんなにボランティア活動だし、授業休んでも欠席扱いにならないなんて学生からしたらすごくいい条件なのに入ってるのはこれだけなんですね」










はじめて知った。興味津々。そんな言葉が似合う今の山田。すっごい目がキラキラしてる








雄也「このサークル1度なくなってるんだよね。部員がどんどん減ってきて。それで薮くんが2年生の時に学校長が薮くんに復活させないかって話を持ちかけてきたの。で薮くんは面白そうってなって、それで今のメンバーになったって感じ。だから今の学生達はこんなサークルがあること自体知らない子がほとんど。」








慧「知ってても気味悪がって入ってくれないし」







「だからほぼメンツも身内みたいなもんだけど」








涼介「そうなんですね。」








こんなことを山田に話せば大ちゃんに怒られちゃうかもだけど









「山田、このサークル入らない?侑李も裕翔もいるし。それにうち見ての通りやばいメッツしかいないのよ。まともな山田が入ってくれるだけで俺、ちょー助かるんだけど」










地味に今薮、俺らのこといじったなんていう伊野尾の声は無視無視。ついでにさっきまで寝てたのにいつもの間にか起きてる大ちゃんの威嚇も無視












「どう?山田」









涼介「僕でいいなら…僕自身も少し興味ありますし、ちょっとでも誰かの力になれるなら」










裕翔「やったー!これからやまも一緒にサークル活動できんの!嬉しい」











本気でいいの薮ちゃんって視線を送ってくる大ちゃん。あぁ分かってるよ俺だって。山田が入ることによってこのサークルが少し変わってしまうことくらい。でもね、変わることに恐れてちゃなんにも前に進めないよね。そう思わない?大ちゃんも

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作者名:小春 | 作成日時:2024年2月22日 22時

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