5 ページ7
侑李side
大貴「知念!」
大貴「ちーねーん!」
大貴「知念侑李!!」
「もうさっきからなんなの?」
大貴「だって……だって!」
お昼休み、中庭のベンチで2人で仲良くお昼ご飯を食べてると隣からずっと僕を呼ぶ声。
「だってなに?」
大貴「だって知念がずっと無視してくるんだもん……」
「返事したってどうせ呼んでみただけとかゆうんでしょ?」
大貴「そんなこと……ないもん」
「あるくせに……笑」
大貴がこうして僕に甘えてくるってことは、何かがあった証拠。多分クラスでだろうけど
「なにか言われたの?……本当にそろそろ涼介とか伊野ちゃんに伝えたら?」
大貴「嫌だ」
「だったらやぶひかは?あの二人ならどうにかしてくれるよ?」
大貴「どうせ2人に言われてるだけだもん」
「はぁ……本当に頑固だね。そこまで言うのにしょげてるんだね」
大貴「傷つかないって言ったら嘘になるもん」
本当に我儘。こんな我儘言って許されるのは多分僕の周りだと大貴だけだ。実際問題、短気な僕が怒ってないんだもん。
「じゃあさ、1人紹介してあげよっか?大貴もきっと気に入ると思うよ。その人」
大貴「イケメン?」
「まぁ……顔は整ってる」
大貴「じゃあダメだ。俺の周りには顔がいい人ばっかで俺、くそビッ 、チって言われてるんだよ?だからダメ!」
「はぁそんなことゆってる場合じゃないでしょ?とりあえず今日の放課後教室に迎えに行くから、帰んないでよ」
めっちゃ嫌そうな顔してたけど、なんだかんだ大貴も僕に甘い
236人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:小春 | 作成日時:2022年1月27日 20時