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大貴side
















侑李「大貴も朝から大変だね〜。あんな幼なじみ抱えてると」














「知らないよ、勝手にあの二人が寄ってくるの!どんだけ朝早く出ても」















裕翔「大切にしてるんだよ。大ちゃんを」















知念と歩いてればのこのことやってきたのっぽ。こいつもあの二人に負けず劣らずモテやがる。

















侑李「ゆーてぃーおはよう。ってか僕達と並んで歩かないでくれる?ちょっと前かちょっと後ろ歩いてよ」














裕翔「そんな変わんないって…ウグッ」













侑李「大貴行くよ〜」













「ちょっと待って」














知念さんの前で身長のことはNGです。裕翔さん思いっきり腹パンくらいました。










知念は俺の救世主だ。なにかあったらいつも必ず助けてくれる。今日も











「はぁ……まただ」













学校に到着してそうそう。下駄箱を開ければ大量の手紙の束。あの二人ならラブレターなのかもしれないけど俺は









【もう伊野尾くんと山田くんに近ずかないで】










【消えろ、チビ】











そう悪口ばっかり。何十回もされてるというのに毎回泣きそうになる












侑李「大貴…また?あ〜ほら泣かない泣かない。大丈夫だから、ね?こんなものゴミ箱だよ。ゴミ箱」













なんでもこんな思いをしないといけないのか、分からない。

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作者名:小春 | 作成日時:2022年1月27日 20時

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