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大貴side
雄也「じゃあね、有岡くん。気をつけるんだよ」
「うん。ありがとう」
�睫擇剖擬爾泙覗�って貰って席につく。いつもは悪口ばかり届くけど、�睫擇冒�って貰ったおかげかそんな悪口も気にならないくらい気分がいい
「ふぁ…ねむ」
なんだか教室が騒がしい。あと少しで夢の中だったというのに…近くに人がいる気配がして顔を上げれば
「あれ？山田？伊野ちゃん！？…なんで？」
これはこれは眠たかったのにそれさえを吹き飛ばしてしまう綺麗なお顔
慧「大ちゃんいくよ」
「はあ？行くってどこに？」
涼介「ごめんね？大ちゃんちょっと抜けるから先生に上手く言っといて？」
「いや、俺授業だから」
俺がどんなことを言おうともぐいぐいと手を握って引っ張られて、着いたのは誰も居ない屋上
「ちょっと！痛いって…まじでなんなの？｣
慧「大ちゃんこそ最近なんで俺らに冷たいの？」
「はぁ？そんなことでここまで連れてきたの？……帰る」
涼介「ごめんごめん。いや、心配になったんだよ。俺ら大ちゃんになんかしたかなって。…最近全然話しかけても反応くれないし」
「…別になんにもない。もう高校生なんだからずっと一緒にいるわけじゃないんだし、、、とにかくもう俺のことはほっといて」
涼介「ちょっと大ちゃん!!」
慧「逃がさない、本当のこと言ってよ。俺はまた3人で遊びたい」
「だから本当に何も無いんだって！ 俺はそう思わない。2人で遊んでればいいじゃん。…授業だからもう帰る。」
最悪だ。またあんな派手なことしたらなんか言われんじゃん。教室戻りにくいし…
携帯も何もかも教室に置いてきたし、とりあえず一限が終わるまで図書室でも居るか
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作者名：小春 | 作成日時：2022年1月27日 20時
