降谷零の上司 2【名探偵コナン】 (ページ27)

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Aside

チェックインを済ませ、テントをたてた。

テントなんか公安とFBIがいたため早かった。
結構重かったり力が必要だったけど沖矢さんがしてくれたからそこまでキツいとは思わなかった。

日が昇っているうちに寝床を準備して時刻は15時過ぎ。
ここに着いたのは13時くらいだったけど時が過ぎるのは早いものだ。

『おやつにしよっか！』

「「「わーい！！」」」

事前に持ってきておいたお菓子を広げる。

「あれー！？これAお姉さんが作ったのー？？」

『そうだよ～！口に合うかどうかわからないけど.......』

事前に家で作ったクッキーのことだ。
残っちゃっても多少は日持ちもするし、ても汚れない。あと簡単だしいっぱい作れるから持ってきたのだ。

「うんめーな！！」

『ほんと！？』

「うん！Aさんってお料理上手なんだね！」

どうしよう、コナン君にも褒められちゃったよ。

思わず口元が緩んでしまう。

「美味しいです、料理上手だなんて知りませんでしたよ」

『それなら良かったです！』

喜んでもらえて良かった。
私も口にクッキーを放り込んだ。

おいし。

『.......ハンモック？？』

「はい」

『沖矢さん用意完璧過ぎません？？』

「うおー！！すっげぇ！」

「歩美寝てみたい！！」

ハンモックはなんと人数分ちゃっかり用意してくれていた。

沖矢さんが言うに、博士が貸してくれたらしい。優しい。

『すっごい気持ちいい気分.......』

「なんだか眠たくなってきちゃいましたね.......」

ゆらゆらと揺れる心地よい振動で私は眠りに落ちた。